反コーヒー党大活躍 小生はコーヒー大好き人間。 コーヒーを目の敵にする方々の感覚が全くわからない。でも、そんな人達も結構存在しており、ご活躍のご様子。 ご同慶の至り。 コーヒービジネスは巨大だから、コーヒーって健康に素晴らしいゼ型のデータ発表はあって当たり前。まあ、反コーヒー党の方々にはぜいぜい頑張っていただこう。 イヤー、それにしても驚いたのは、コーヒーの発癌効果を信じる人がいるという見出し。1割の人がそう考えているのだとか。 まあ、ほとんどの「化学成分」には発癌性ありだから、その見方が間違いとはいえないとはいえ、なにを考えているのか。上皮を刺激し続ければ癌ができるのは、日本の学者が、遠の昔指摘した常識。なんだって、刺激性あるものはリスクがあるのは当たり前。そんなものは、コーヒーに限らない。 でも、気になる方々はコーヒーは避けた方がよかろう。逆プラセボ効果が出かねまい。 一般的な生活者にとってみれば、そんななかで、相対比較をしながら発癌リスクを減らそうと努力するだけのこと。その観点で、はたしてコーヒーに注目する必要があるのか否かということ。 カルト系の人々は、恣意的に選んだ対象の0.1%で大騒ぎ。常識人はそんな話には知らん顔の図となる。従って、カルトを外して、先ずは10%以上効いていそうなリスクを減らそうヨと静かに語り合う訳だ。ただ、そんな話を勝手にされたのでは面白くもないということで、ジャーナリストがしゃしゃり出てカルトを持ち上がる訳だ。それがご商売だから致し方ないが、ものには限度があろう。 もっとも、カルトを批判している側にしても、なんでも合理的に考えているという訳ではない。コーヒーや茶類の嬉しいのは、倭的な「禊」感覚が呼び覚まされる点にある可能性も否定できないからである。 精神的な清涼感はこの手の嗜好飲料を摂らないと得られないということ。もちろん、それは環境も含めての話だが。 しかも、その心理的効果は小さなものではないと見たりする訳である。換言すれば、癌抑制効果があっておかしくないと見るということ。これが科学的発想かと言われれば、現時点では、なんとも答えようがなかろう。 それはともかく、相変わらず、カフェイン摂取で痩せることができると考える人がいるのにもビックリさせられた。興奮作用でエネルギー消費が活発になるとの理屈なのだろうか。まあ、否定はできないが、逆の効果が生まれてもおかしくないと思うが。 そんな質問を同時にしてもらいたかった。 と言うことで、当たり前だが、・・・"the World Cancer Research Fund said there was no scientific evidence for either assumption." ("no consistent evidence that suggests coffee increases or decreases the risk of any other cancers") (記事) Almost a tenth of adults think coffee causes cancer Charity finds a tenth of adults think coffee causes cancer and aids weight loss, but there is no evidence for either assumption Press Association The Guardian, Monday 16 December 2013 健康の考え方−INDEX >>> HOME>>> (C) 2013 RandDManagement.com |