■■■ 「說文解字」 卷五 を眺める[10]  ■■■
見慣れぬ引用書名が登場する。
  豐[豆之豐滿者] 《鄉飲酒》 有豐侯者

《鄉飲酒》は「禮記」鄉飲酒義にあたる内容だろうが、宴会の風習でしかないということで、東漢以後衰退した禮の書らしい。
  周〈總一則〉
  漢〈成帝鴻嘉一則〉
  後漢〈明帝永平一則〉


科挙の国であるから、国家として賢者たる諸侯を持て成すという姿勢を表すことが目的だったと見てよさそう。

豐は当用文字としてよく使われるし、周王朝の都は豐邑から(その後、鎬京@灃水)始まっているから、この手の用例は不必要と思われるが、重要な禮ということで書き留めておくことにしたのだろう。
  


角竹箕丌左工㠭巫甘曰乃丂可兮号亏旨喜壴鼓豈豆豊豐䖒虍虎虤皿𠙴去血丶丹青井皀鬯食亼會倉入缶矢高冂𩫖京亯㫗㐭嗇來麥夊舛舜韋弟夂久桀 

│ 巻三

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⑥⑥⑥⑥⑥⑥⑥ │
攴皮寸殳臤𦘒𠂇 │
│ ┌─────┘巻五
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 巻四


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││巻五



 巻二
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│└──┐巻三
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①①①①①①①①① │
言古丩句㕯只𧮫舌㗊 │
┌─────────┘巻五
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①①①
喜甘曰
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│   ④④④④
│   可兮号亏
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②②②
壴鼓豈


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││④④④
││䖒豐豊
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│├𠙴
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⑤⑤
食鬯


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會倉入
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  ⑧⑧⑧
  缶矢高
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    ⑨⑨⑨⑨⑨⑨⑨
    冂𩫖京亯㫗畗㐭
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          嗇來麥
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            夊舛舜韋弟
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            夂久桀
               └─ ⇒ 巻六
     

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