■■■ 「說文解字」 卷八を眺める[8]  ■■■
巻八には、味のある、独自的「詩経」引用文が記載されている。
小生は、創作ではないかと訝っているが。
  倭周道倭遟

「詩経」の周道と云えば普通はこちら。・・・
  周道如砥 其直如矢 [小雅 大東]
  周の都への道は砥石の如く滑らか
    其の直線性は矢の如し。

倭遟とは真逆では。

常識的には驚くべき平坦さとは、公平無視の政治が行われていることを称賛し、矢が飛ぶがごとく真っ直ぐとは、なにか問題があれば直言できすぐに対処するという安寧な世が実現していることになる。
従って、儒教では、この鎬京⇔洛邑の周道を王道と呼ぶ。

しかし、この詩の〆の四文字は政治清明は夢でしかないとはっきりと表現している。
  潸焉出涕
  潸(さめざめ)として涙す!

ここは、こうあるべきと言う事か。
  周道倭遟 不能平坦


弁服俅俅 ⇒載弁
n威儀nn ⇒怭怭
行人儦儦
佩玉之儺
周道倭遟 ⇒n.a.(周道如砥)
伾伾俟俟 ⇒n.a.(以車伾伾 or 儦儦俟俟)
神罔時侗 ⇒恫
旣佶且閑 ⇒佸
碩人俁俁

以車伾伾
其人美且偲
倬彼雲漢
豔妻傓方處
令終有俶
僾而不見
偕偕士子
決拾旣佽
閟宮有侐
曷其有𠈲? ⇒佸
俔天之・
命彼倌人
价人惟藩 ⇒維
誰侜予美?
𠈈𠈈𠈈彼有屋 ⇒佌佌彼有屋
視民不佻 ⇒恌
宛如左僻 ⇒宛然左辟
𥷤人伎忒 ⇒鞫人忮忒
仄弁之俄 ⇒側
屢舞傞傞
屢舞僛僛
室人交徧催我
有女仳離
僔沓背僧 ⇒噂
𢺵𢺵彼織女 ⇒跂
𠨐高山卬止 ⇒仰

素衣朱襮
錦褧
𧝐載衣之𧝐 ⇒裼
何彼襛矣
是褻袢也 ⇒紲
靜女其袾
是紲袢也
葛藟縈之
𣯩毳衣如𣯩 ⇒璊
其歗也謌 ⇒其嘯也歌
欥求厥寕 ⇒遹
有頒其首
其大有顒
有頍者弁
𩓞[所謂]𩓞首 ⇒n.a.(螓首蛾眉)

人𠤎匕从比北丘㐺𡈼重臥身㐆衣裘老毛毳尸尺尾履舟方儿兄兂皃𠑹先禿見覞欠㱃㳄旡頁 

├┐巻四
𠬪


𣦼
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│ 巻八

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│││││𠤎
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││││③③③③
││││比北丘㐺
│││𡈼
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③③
尺尾
├───────── ⇒巻九

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││├┬┬┬┬┬┐
││③③③③③③③
││兄兂皃𠑹先禿見

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④④④
㱃㳄旡
│ └─────── ⇒巻十一
──────── ⇒巻九
     

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