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2006年6月6日
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動物の分類

素人がまとめたものなので、「誤謬有り」を前提としてご覧下さい。そのうち、見直します。

一番原始的な動物は、体内での組織分化が無いものと言えよう。
自ら動く力に欠けるから、躯体の方向性もみられない。


次に、組織らしいものが現れてくる。
左右がでてきたり、自分の意志で動き易い格好になってくる。
体腔無しの原始的なものから
一応体腔(腸組織)らしきものががあるものまで様々だ。



さらに進むと、体腔はよりはっきりしてきて、組織分化が進む。


そして、3つの基本部品で構成されるようになる。
 ・筋肉質の足
 ・内臓
 ・外套とここからの分泌物でできる殻
言うまでもなく、これが軟体動物である。
種によって、見た目はかなり違うが、 部品はたいして変わらない。
特徴的な機関が揃っている点もあげねばなるまい。
 ・外套と内臓の隙間に鰓と心臓の血管系
 ・内臓には口から肛門までの消化器官と生殖器


海ではそれほど繁栄していないが、陸で大繁栄したのが節足動物だ。
 ・硬いクチクラの外骨格
 ・各節が機能分化
 ・節のある付属肢があり、これも機能分化



軟体動物に似ている感じだが、よく見ると全く違い、分類が はっきりしない生物もある。




↑ 原口動物 ↑
細胞分裂初期で見ると、ここまでは古典的な動物ということになる。
ここから先は、細胞分裂で口が新たにできるのだそうである。
体腔も、腸の膨らみから形成されることになる。
要するに、機関が発達してきた訳である。
↓ 新口動物 ↓


と言っても、始めは運動機能は貧弱だった。
水管が移動の原動力だったりする。



それが、神経系を発達させ、運動機能を高めていく。
それが脊索動物である。
 ・背側に脊索
 ・中空な神経索が脊索のすぐ背側を走行
 ・咽頭に鰓裂
 ・肛門の後方に尾

その原型はホヤだという。但し、幼生期のみらしい。
変態すると、脊索を失う。
脊索があっても、ナメクジウオには眼がなく、神経系が発達している訳でもなさそうだが。



そして、脊椎動物の登場になる。
脊索は発生の途中で現われ、それが脊椎骨に置換される。
 ・骨が支える頭部に感覚器官対
 ・発達した脳
 ・神経冠細胞
神経系が発達し、運動能力は格段に向上する。

その原始的なものには、顎がない。
従って、食餌能力は今一歩である。


蝶番式の顎が付くと、歯もできるし、外肢と呼べそうな運動用組織も現れる。
脊柱は無機塩となり、丈夫な体躯になる。
 

◆軟骨魚類
|   鰾が欠落
|   口と鼻は腹
|   動かないと窒息
|−◆板鰓(サメ、エイ)
|−◆全頭(ギンザメ)

◆硬骨魚類
|   鰾で浮力調節
|   口は先端にあり、鰓孔には蓋
|   静止状態でも呼吸可能
|   2対の鰭と対ではない背鰭と尾鰭
|   体全体に鱗
|   骨が体躯をささえ、頭には多数の骨と膜
|−◆総鰭:現生種はシーラカンスのみ
|−◆条鰭:ほとんどの現生種の「魚」
|−◆肺魚

◆四肢
|−◆現存しない化石種の魚
|−◆両生類:皮膚は裸で滑らか(粘液腺と顆粒腺)、地上へ
|−◆哺乳類:全面地上生活
|−◆爬虫類
   |−◆鳥類

参照したテキスト類は後日記載予定(相当先)

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