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魚の話  2007年11月2日
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つばめうお の話…



   すり抜けて ここにいるぞと 飛ぶ燕
 ツバメウオは人に懐く魚。いかにも南洋系の形で、ダイバーに人気があるのもよくわかる。
 水槽で横から見れば、どうしてこの魚が燕なの、となるが、海中で下から見上げれば、確かに燕だそうだが、本当だろうか。
 小生は、稚魚の形ではないかと睨んでいるのだが、成魚にならないと、人のいる辺りにはこないらしいから、ダイバーに聞いてもわからないようだが。

 のんびりと群れて泳ぐし、喧嘩しそうにもないから、水族館向きだ。上手く教えれば、芸もするかも知れない。
  → 「ツバメウオ」  “AmebaVision”

 形から言っても、もっぱら鑑賞用の魚と思っていたが、刺身/塩焼きでも結構食べられているそうだ。東南アジアならわかるが、日本での話だ。
 確かに、伊豆の海にもいるから、獲れるのは間違いないが、捨てられているのではないか。
 本当かいな。

 と言うのは、時に、“ 非常に臭いのあるものがあり、これはまったく食用とならない”(1)というから。

 獲られる危険性は少ないから、おだやかでいられる訳であり、美味しい時は限られるということではないかと睨んでいるのだが。

 食用としては人気薄だろうが、クリーニングフィッシュのホンソメワケベラにとっては上得意だと思う。
 流れがあっても、同じ場所に留まるのがお得意だからである。
 その点では、家庭用のペットにも向いていそうだ。
 ただ、一寸、無表情なのが玉に瑕。魚だからこればかりは致し方ないか。それに、大きくなると、1mだというから、一寸無理かも知れぬ。

 --- 参照 ---
(1) http://www.zukan-bouz.com/suzuki/nizadai/tubameuo.html
(イラスト) 「ふりーばーど」 (C) GREEN LEAF http://homepage1.nifty.com/torio/sozai/index.htm


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