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魚の話 2007年12月7日 + 追記12月10日 |
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ひとで の話…置き竿を あげればヒトデの 忙しさ 青イソメが山吹色に抱きつかれている情景なのだが え〜。そんな。 ヒトデは食用になるのだという。 「ゴホンガゼ」という種だが、昔は、ウニやアサリのような、ごちそうだったそうである。(1) ただ、食べるのは、卵だ。 まあ、そうだろう。 ヒトデの5本足を丸めて球形にすればウニと同じようなものなのだから。 ひとまず、安心した。 ただ、こんな話を聞けば、「ゴホンガゼ」でなくても、結構いけるかも知れないと考える人がいておかしくない。 と思ったら、やはり、“言い出したのだから食うしかない”ということで、ヒトデ食に挑戦した無謀な人がいた。その結果は、“投げ釣りでよく掛かるけど、これは持ち帰ったほうが・・・。”(2) ヒトデは、ほとんど生活に役に立たない生物と思っていたが、一応、食材になるのである。 この生物、余り動かないし、滅多に食餌風景にもお目にかかれない。しかも、えらく奇妙な姿だ。 普通なら、こんな生物は見向きもされないと思うのだが、不思議なことに、子供には結構人気がある。 それに、水槽で飼うマニアもいる。 親近感が湧くとも思えないが、ヒトにとっては、気になる存在のようである。 ただ、子供人気は、水族館が触っても大丈夫コーナーをつくっているからという気もする。持ち上げられたり、ひっくり返されたりするヒトデ君にとっては災難である。とても体が持つまい。(3) 飼育マニアにしても、実は、フリソデエビ用の餌なのかも知れない。そんなことにもめげず、ヒトデ君は水槽内では、イソギンチャクを食べたりして、結構のんびりと生活しているようだ。(4) --- 参照 --- (1) 「ヒトデがおいしい季節になりました」 島のニィース&トピックス http://www.amakusa.tv/newshito.html (2) 「Let's Gete Eat ヒトデ」 Fishing and Eat Site http://j-fishing.sytes.net/gete_eat/hitode/hitode_eat.html (3) べつやくれい: 「ヒトデにさわりたかった」 NIFTY Daily Portal [2005.5.12] http://portal.nifty.com/special05/05/12/ (4) 「SIESTA〜海からの贈り物〜」 [2007.6.21] http://siesta-sea.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_1993.html#more (ヒトデのイラスト) (C) Oekaki Kobo おえかき工房http://www.ne.jp/asahi/paint-shop/oekaki.co/index.html --- 山口正士先生より[2007.12.7] --- オニヒトデ駆除自体、事実上漁業になっているそうで、ほとんどが水分の生物なのに法に則り焼却処分するとか。 ヒトデが食用になるという話は知られているので、珍味にならないか検討したが、サポニン成分を抜くのが難しく、残念ながら実現していないそうです。 「魚」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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