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魚の話 2008年4月11日 |
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ねじりんぼう の話…ねじれても なお素直なり 砂の衆 心をよぎる 過ぎ去りし日々 ネジリンボウとは、まことに不思議な名前だが、飴からきたという。確かに、真珠色の肌は、まさに飴色と言って間違いない。 黒色の斜め縞が入っているのも、飴のデザインとして時々見かける手のもの。 浪花っ子なら、黒色を赤色に変えれば、十日戎の“捻り飴”を思い出すのでは。多分、鈴にぶる下がっている赤と白の紐を模したものと思うが、米国でも似たものが、クリスマスで使われる。(1) ネジリンボウは縁起物飴菓子としては定番なのかも知れない。 そんなこともあるのか、ネジリンボウ君は、ダイバーのアイドルだという。住むところが、砂地という点も、いかにも清潔そうで気にいられる要因かも。 と言っても、住んでいるのは穴らしい。掘るのは蝦君にまかせ、そこにちゃっかり入る。蝦君は歓迎しているのか、生きるために、しかたなく我慢しているのか気になるところだが。 その辺りは、愛媛県 宇和海室手湾でじっくりと研究が行われたらしい。(2) お仲間としては、日本に4種いるそうだが、臆病なヤシャハゼ君だけは模様が違うが、他は同じようなもの。(3) (ネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、キツネメネジリンボウ、ヤシャハゼ) 全身を写した写真が綺麗に揃っているところを見ると、カメラの前でのんびりとひと泳ぎを見せてくれるようだが、小魚だから、そんなことをしていて大きな魚に狙われないのか少し心配になる。 顔や体つきで判断するのも失礼な話だが、狐目君や鰭長君は個性的だから、結構自信家なのではあるまいか。 ともあれ、このような目立つ特徴を持っていると、ヒトに名前を覚えてもらい易いから、こういうご時世には好都合だ。ヒトが住処を守ってくれる可能性が高いから。 もっとも、鰭長君のような格好だと、旗立君と呼ばれかねなかったりする。(4) もしもそんな名前にされていたら、国旗をつけた演技を強要されたりして、ひどい目にあっていたかも。ヨカッタ、ヨカッタ。 --- 参照 --- (1) http://www.candycanefacts.com/ (2) 海洋研究所UWA http://www.aunj.org/cgi-bin/gatex/gatex.cgi?id=M-0042&pw=1086&page=19 (3) 柏島水中写真館 ヒレナガネジリンボウ http://homepage1.nifty.com/kashiwajima/hirenaganejirinbou_9909.html ヤシャハゼ http://homepage1.nifty.com/kashiwajima/yashahaze_0009.html キツネメネジリンボウ http://homepage1.nifty.com/kashiwajima/kitsunemenejirinbou_010928.html (4) 大方洋二の魚って不思議!「ヒレナガネジリンボウストーリー」 [2007年7月19日] http://ookatayouji.amaminchu.com/archives/2007/07/post_104.html#more (ヒレナガネジリンボウの写真) (C) OpenCage Systems http://opencage.info/pics/large_7430.asp 「魚」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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