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魚の話  2008年12月26日
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Old Wifeの話…

 耳が慣れ 音に聞こえる 妻の声

 水族館に「Marine angelfishもどき」がいた。名前はOld wife。

 「オールドワイフ」は銀色に黒縞の魚。南米熱帯魚のエンゼルフィッシュにしては大きいし、 ずんぐりしているが、よく似ている。オーストラリアに棲んでいるというので、淡水魚かと思ったら、海水魚。
 たいして有名ではないと踏んでいたのだが、意外とそうではない。名前が面白いからだろう。
 突き出た背鰭から毒液を出すので、危険だからそんな名前にしたのかと思ったら、捕まえると歯を擦って音を立てるからなのだとか。(1)

 Benjamin Franklinは、“There are three faithful friends, an old wife, an old dog, and ready money.”(2) と言ったらしいが、nagging friendsといったところが正解か。

 まあ、煮ても焼いても食えない魚ではないらしい。(3)
 よかったと言うべきか。
 エビを好むらしいから、おそらく美味しいだろう。といっても、肉食地域だから、食材としての魚は滅多に手に入らないようだ。(4)

 --- 参照 ---
(1) “Old Wife  Enoplosus armatus (White, 1790)” Australian Museum [Videoリンクあり]
   http://www.austmus.gov.au/fishes/fishfacts/fish/earmatus.htm
(2) http://quotationsbook.com/quote/16075/
(3) 「オールドワイフ」 葛西臨海水族園
   https://www.tokyo-zoo.net/encyclopedia/species?code=229
(4) “Oldwife Family: Enoplosidae” Animal-world
   http://animal-world.com/encyclo/marine/misc/OldWife.php
(エンゼルフィッシュのイラスト) (C) フリー素材集 Little Garden http://cutenao.cool.ne.jp


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