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魚の話 2009年2月20日 |
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めじなの話…荒れる磯 風だけ寒い めじな釣り釣り師がさんざ苦労して釣った魚だから、 美味しいと褒めざるを得ない魚だと思っていた。 ところが、鮨屋で勧められたら、結構上品な味。 スーパーに並ぶメジナはどんなものだろうか。 先日、スーパーの魚売り場に、突如、長さ25cm位の丸っぽくて平らな黒色の魚がずらっと並んだ。滅多に売り場ではお目にかからない魚だが、伊豆産の特売品とされていた。 磯釣り師ならすぐお分かりだと思うが、メジナである。 この魚が、人気を呼ぶとは思えないが、たまたま沢山獲れたのだろうか。 尚、大きさからいえば、釣り師にとっては、この程度は“小型”にあたるらしい。(1)たいていは、今日こそは“超大型”[50cm以上]をなんとかと考えて、いさんで出かけるという意味でもあろう。 しかし、実際には、小磯では、25cmで“良型”だとか。“大型”はベテラン釣り師におおかた獲られてしまったということかも。 ともあれ、売っているのはまあまあの大きさということのようだ。 安価だし、“寒メジナ”だから、思わず手が伸びそうになったが止めておいた。臭みがあるかもしれぬからだ。目利きの力があるという訳ではなく、捌いたパック品が売られていなかったので、鮮魚担当者が、これは刺身には向かない品質と見なしたのでは、と推定したのである。 もっとも、腸を出す際に胆嚢を破るリスクがあるから、忙しい時に処理は面倒というだけのことかも知れぬが。 魚売り場で、こんなことをつらつら考えなければならないのは、実にさみしい限りだ。 何故こんなことが気になるかと言えば、その前日、2匹のホウボウをじっくり眺めて比較したから。その結果かどうかはわからぬが、これはと思う方を選んだら、大当たり。 そこで、又、今日もいくかと考えて陳列ケースを覗いたのである。ところが、そこには見覚えがある顔。そして、同じ価格のラベルが貼ったままだった。 --- 参照 --- (1) 「メジナ概論」メジナ道場−磯釣り専門サイト http://www.mejina.net/gairon.html このサイトには「メジナを食す」の頁に、メジナの活絞めの仕方が記載されている. [スーパーに並ぶ魚は. 高級品を除けば, 単なる氷詰め品なので身持ちが悪い.] 「魚」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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