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2001.2.24
 
 


農薬耐性種苗のインパクト…

  米国の農務省(USDA)の統計によると、99年のGMO大豆作付け面積は5割だった。95年はほとんど無かったのであるから、急速な浸透だ。

 この結果、農薬使用も様変わりした。

 95年から99年で散布農地割合が1農薬だけ急伸した。推定値だが、95年の20%が65%に到達した。農薬耐性種と農薬のペア・事業が大躍進した。

 当然ながら、他の農薬への影響は甚大である。95年に1割以上の農地で使用されていた農薬を見ると、軒並み大幅な減少である。5割以上減ったものが9種、2〜3割減が2種である。
 この結果、1割〜2割の農地に散布される農薬が4種あるだけで、ほとんどは1桁に落ち込んだ。農薬の対象作物は大豆だけではないとはいえ、これだけの売上落ち込みに耐えても、研究開発を続行しなければこの業界では生きていけない。研究開発の負担は重くのしかかる。

 バイオ技術の衝撃とはこのように過酷なものだ。今は限られた領域だが、遺伝子導入技術は確立しているから、同様な動きが何時どの領域で起きても不思議ではない。


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