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2000.11.1 |
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社会が変わり始める…豊かな社会を保証する経済成長、快適な生活を支えるエネルギー消費、は先進国の基本条件である。環境対策を進めれば、矛盾が生じる。そのため、総論賛成・各論反対状態が続き、抜本的な施策は展開できずにいる。過去を紐解けば、10年毎に流れが変わって来た。ということは、次ぎの10年で、状況が急変する可能性がある。激変の前に、研究開発方針を転換していないと、大きなダメージを受けるかもしれない。 20世紀の大量消費社会に対する文明論的批判が強まってきた。 一部のグループの活動でしかなかった、自然保護やグリーン化要求が政治の主流派になるかもしれない。 豊かな社会を築いている欧州諸国では、「炭素税」が導入されたり、脱ガソリン国家構想まで登場している。企業も率先して環境対策を進めないと社会からパージされかねなくなった。 気象科学者の分析によれば、環境悪化のスピードが増しているようだ。 今後、抜本的施策が要求される可能性は高い。科学的な意思決定法も提案されるから、今までは異端と見なされてきた主張が、急に主流になることもありえよう。社会・政治状況が激変しかねない。 環境問題の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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