---デジタルメディアの進展

         ストリーミングASPがメディア市場を牽引する。

 RealNetworksが、2001年4月、オンライン音楽配信サービスのプラットフォーム提供会社MusicNetの設立を発表した。ダウンロード可能なストリーミング音楽サービスの原型がようやく姿を現した。コンテンツから最終顧客までの大きな流れを技術に長けるASPがとりしきる仕組みができあがりつつある。

 メディア大手5社のうちの3社(AOL Time Warner Inc., Bertelsmann AG, EMI Group plc.)が参加しており、傘下のレコード会社(Warner Music Group, BMG Entertainment, EMI Recorded Music)が版権をライセンス供与するという。


 ストリーミング技術は急速に進化し続けており、世界で2億人以上の登録ユーザーを持つとのストリーミング受信ソフトRealPlayerを開発したRealNetworksがこれからの市場を牽引していく体制が整いつつあるといえよう。

 日本市場でもストリーミング技術は使われているといっても、通信回線容量が小さ過ぎ、CDのようなパッケージメディアを代替する意味も実用性もない。開ける市場は海外である。そして、海外で活用された技術や製品が、やがて日本に流れ込んで来るというパターンになろう。遅れるだけならまだよいが、場合によっては、インターネット社会でも、日本は非効率な「流通」が温存される可能性がある。
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