---インターネットのインパクト

            ついにIT革命前夜に突入

 IT革命とは、インターネット・プロトコル上にすべての情報がのってくることで、新コミュニティが突然勃興することをいう。
 発火点はインターネットの普及だが、常時接続・大容量・低額(定額)がオープン環境で実現して、普及が始まった時が激動開始と見るのが自然である。日本では、ようやく2001年になって、本格的な動きが見えるようになった。
 ついに、月額数千円で容量100Mの光ファイバーが提供されるサービスが始まった。経済原則からいって、このサービスが全国津々浦々で展開されることはないが、使いたい人が多い地域で、実際に使える体制が敷かれたことが重要である。このような人々が、率先して新しい文化をつくりあげ、インターネットをライフライン化することで、社会の大変化を引き起こすことになる。
 全国民が使えるインフラを急いで構築しても、「なにかが起きる」とは限らない。稼動率が低く、遅れた技術の設備を作るだけに終わるかもしれない。ケータイを見ればわかるが、ユーザーが市場を切り開けば、高額料金でも爆発的な普及がありうる。重要なことは、「革命」を牽引する、先進ユーザーのコミュニティを創出することだ。「革命家」が育てば、その息吹は全国に伝わり、インターネット網は急激に普及する。使いたい人に、高度なインターネット網を安価に提供することが、革命的変化のきっかけをつくるのである。

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