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2004.12.21
 
 


潜行するビジネスブログ…

 ブログというと、流行っている、個人ユーザーを中心としたホームページ自動作成サービスという印象が強い。
  → 「過熱するブログサービス競争」 (2004年12月20日)

 これはIT業界の分類では、B2C(個人向け)のASP型サービス(アプリケーション・サービス・プロバイダ(1))ということになる。

 競争は激しいが、ビジネスチャンスが転がっていると見る人が多いため、このサービス業界は騒がしい。ニュースも豊富である。(2)

 しかし、このような、一般に広く公開するだけがブログの用途ではない。

 ビジネスの視点に立てば、日記とは、日報に当たる。機能を考えれば、イントラネットで使えるソフトであることは間違いあるまい。
 素人が考えても、社内や取引先といった内部の連絡に重宝しそうだ。

 さらに、やり方を考えさえすれば、社外とのコミュニケーション手段としても有効そうだから、マーケティングや広報の武器になるだろう。

 実際、店長やベンチャー社長のブログが有名になることで、店や企業の知名度向上に大きく貢献していることが知られているし、芸能人ブログがファンの固定化に繋がっているのも間違いあるまい。

 こうした成功例が知られているから、これから様々なビジネスブログの挑戦が始まることになろう。
インストール型ブログ
- ソフト名 - - 使用言語 -
Movable Type Perl
tDiary Ruby
PPBLOG
Nucleus PHP + MySQL
P_BLOG PHP + MySQL

 しかし、インパクトが大きいのは、表立っては見えないイントラネットのブログではないだろうか。
 こうしたブログが上手く機能すれば、必ず新たな知恵が生まれる。そうすれば、イノベーション創出に繋がる可能性がある。企業の突然の飛躍もありうると思う。

 こうした用途では、やり方一つで効果が大きく左右される。ASP型サービスより、利用者自身が細かいところまで管理するやり方が好まれるのは間違いあるまい。

 かなりのレベルまでカスタマイズ可能で、掲載する日報の分類カテゴリーも洗練されているソフトが必要になろう。おそらく、質の高いソフトであることが判明したとたん、企業内利用は爆発的に伸びるだろう。

 ・・・と考えると、インストール型ブログのソフト選択は思った以上に重要、ということになる。
 そして、その決断の時期は迫っている。

 というのは、Corporate Blogging の方法論の議論は進んでおり(3)、企業内で知恵を集める手段としても、比較的早く、普及しそうだからである。

 --- 参照 ---
(1) http://www.aspicjapan.org/asp/asp.html
(2) http://www.itmedia.co.jp/developer/community/
(3) http://www.corporateblogging.info/basics/corporatebloggingprimer.pdf


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