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■■■ 歴史観 2021.1.1 ■■■
[2a] 添付メモ
素人でも、当初からわかっていたこと。

<症状>
インフルエンザ類似の呼吸器系感染症
乳幼児〜若年健常者にとってはインフルエンザより軽微
 弱者・高年齢層は高確率で重篤化
 ハイリスク層感染者を中心にかなりの数で突然危篤化

潜伏期間は数日から1週間以上
顕著な発症なくとも、感染者にウイルス散布能力
⇒少数患者発生段階で抑制できないと、広域蔓延必至

インフルエンザとの症状上の差異は不明確
<想定主要感染場所>
医療機関(感染者診療の場)
発症者が参加辞退していない会合
 男女間、酒食会合、深い吐息や大声が不可欠な集まり
 儀礼上必要な人的直接接触や村八分回避のための会合参加

潜在的発症者に常時依存せざるを得ない生活場面
 (発症していても生活維持のため接触遮断できない環境)
⇒社会による違いが大きく一般論化無理

若者の長時間談義・集団遊戯等
 高確率で非発症ウイルスばら撒き者が存在
⇒場の制限は可能だが効果の程不明

<感染防止:マスク>
通常のマスク着用ではウイルス感染防止不可能
 99%遮断の医療用マスク着用はQОL上困難
 一般用マスクでは流入2〜3割減少程度か

マスク着用での飛沫飛散量減少は顕著だが
 着用しても飛沫はマスクに付着するので感染防止効果は限定的
 慎重にマスクを取り扱かわなければ逆効果も
⇒ウイルスばら撒き者にマスクを着用させることができれば、
 絶大な蔓延防止効果有
  (飛沫を飛ばさせない方策は他にも多数存在)
⇒環境によるが、防御ならフェイスシールドや手袋/手洗が効果的

低温乾燥環境では保温保湿機能で、若干の粘膜保護効果
<治療方針等>
海外専門機関のアドバイスは二転三転
 発生当初の警告に対し"理由なく"パンデミック否定
 "論理なき"マスク着用是非論発言
 信頼性不明の提供データ依存
 トランプ政権下になり米国CDC活動絶不活発化
⇒政治屋の組織防衛的発言だらけ

治療は試行錯誤状態
 一律ガイドライン型治療の救命率どん底
⇒質の高い個別対処の経験情報から判断した治療が最良か

<家庭の対処療法:大衆薬>
対処療法で悪化例
⇒解熱は古典的な薬効成分が低リスク

<取るべき当たり前の行政対策>
初期対応としての発症者即時隔離
⇒医療の仕組みとの適合性があるので一般論は無意味

ウイルスばら撒き者の対人接触極小化
⇒民主国家では、非発症感染者の探索は不可能
  (感染検査性能上、網羅的非発症者診断はおそらく無駄)
 ウイルスばら撒き者が存在しても、拘束は困難

重篤し易いハイリスク層の防疫強化
⇒状況は一様ではなく、一律的対策や真似は意味薄

<閾値を越えてからの対策>
(民主的な)政府の蔓延防止策は名目的
 人権無視の独裁政権には打つ手が存在
⇒ウイルスばら撒き者の特定・隔離の即時強権発動のみ有効
 (換言すれば、ロックダウン/大規模検査は気休めで実効性欠如)
【インプリケーション】
初期段階で防御できれば蔓延防止可能
⇒入境感染者発見隔離の早期対応が最重要(当たり前)

ウイルスばら撒き者を想定し
 そこからの感染を防ぐ手のみ有効
  (民主国家では強権的診断は不可能)
  (民主国家では証拠なしには、"常識的"想定も困難)
⇒仮説で効果ありそうな手を打つことは可能(頭脳プレー)
⇒ハイリスク層の防衛策は個別だが極めて有効

2次感染発生シーンを予想できれば、蔓延抑制可能
 薄々わかっていても、社会問題に係わると議論さえ困難
⇒推定ウイルスばら撒き層についてのアナウンス無しで
  隠れてその層を狙った、移動防止・人的無接触の施策は
  優秀な政治家がいれば可能
⇒即生活困窮化が予想されると打ち手ゼロ
 行きつくところは蔓延放置路線
〇感染拡大モデルが役立つ場面は限定的
 (以下2種を、相互交流仮説で適当に混淆しての検討は可能)
 外部からの訳のわからぬ人の流入が少ない閉鎖的地域
 ゴチャゴチャでランダムに人々が共存する地域

マクロ施策での、感染防御効果は期待薄
 成功と失敗の確率はよくて半々
  (例えば、強制的な人的移動禁止措置をとっても、
   肝心な、特定層の行動抑制には逆効果の可能性有)
 ウイルスばら撒き層の行動に影響を与えるか否か不明瞭
⇒民主国政府は、朝三暮四的行動に終始
⇒マクロ論からの直接的蔓延防止策は意味薄

医療問題は、感染蔓延と繋がってはいるが、別問題
 大勢の重篤患者が発生すれば対応不能
  (医療チームの即時編成は不可能)
 患者数が一定規模を超えると、医療供給はパンク
  (通常の医療業務が機能不全に)
⇒医療体制維持のための政策が打てるかは、政府の力量如何

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