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2000.10.1 |
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頑張る地域社会での起業家…各地で、地域社会の事業を起そうという試みが盛んだという。独特の技術を活用しようというビジネスも多いと言われている。しかし、その実態は、ピンからキリまでのようだ。 実例を紹介しよう。 地域型事業を支援する仕組みについての話しを聞く機会があり、徹底的に調べた「課題」を教えてもらった。 それによると、以下の5つが必須条件なのだという。 1 補助金を受けられないので、資金的な支援が必要 2 小人数組織なので、総務や広報の人手が足りないから、事務部門の支援が必要 3 事業経験が不足しており、事業計画策定のノウハウが無く、経営のノウハウ提供が必要 4 マーケット自体が未成熟であり、市場を起すために、情報発信の支援が必要 5 狭い範囲の技術しかなく、欲しい技術を得るためのネットワーク的支援が必要 志は高いというが、このレベルで支援の議論をしているのを知りがっかりした。不足する資源をカバーする知恵を出し合う仕組みつくりの議論がなされているのかと思い期待していたが、政府からの援助金で動こうと待ちかまえているようだ。 市場原理が働く民間のベンチャー育成の仕組みをつくらないと、援助だけで生きる競争力のない企業が増える危険性があるのではないか。 侏儒の言葉の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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