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2002.8.26 |
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BSデジタルの宣伝手法…2002年6月末にBSデジタル普及が300万世帯に達した、とNHKが発表した。(http://www.nhk.or.jp/digital/news/020704/)そろそろ、受信機器が150万台に達する頃と思っていたら、その倍の数字が喧伝され驚いた人が多い。 BSデジタル受信機は、2000年の放送開始直後は売れ行き好調だったが、半年で売上減が始まった。2001年の5月には、国内出荷は月2万台近くにまで落ち込んだ。 現在は回復基調だが、それでも、せいぜいが月5〜6万台の出荷である。6月末で、累計は1,342,000台だ。(http://www.bpa.or.jp/daisu/daisu.html) それでは、300万世帯とは何を意味するのだろう。 詳細表を見ると驚く。なんと、アナログ放送受信機155.8万台が含まれている。 BSデジタルチューナー 64.1万台 デジタルハイビジョンテレビ 61.3万台 チューナー内蔵PDP等 11.5万台 ケーブルテレビ(アナログ) 155.8万台 ケーブルテレビ(デジタル) 7.3万台 デジタル放送をわざわざアナログ化して送信し、従来型のテレビで視聴しても、BSデジタル受信とみなすらしい。 アナログ放送を廃止して、デジタル放送にする方針であるにもかかわらず、アナログ受信機で同じ放送内容を視聴しても「デジタルの普及」に当るらしい。 侏儒の言葉の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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