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2007.5.17 |
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水の惑星は地球だけでない…Lowell天文台の学者が、太陽系外の惑星で大気だけでなく、水までが存在する証拠を発見した。(1) 理論上、水は存在するという話は聞かされていたが、ついにそれが事実であることがわかったようだ。水の惑星は地球だけではないのだ。 もっとも、水があると言っても、太陽と地球の距離より短いから、環境は似ても似つかないものかも知れぬが。 思わず、Isaac AsimovのSFを思い出してしまった。銀河系の端にある、辺境の惑星Terminusで、帝国(Foundation)をつくる話。 今回、水発見の対象惑星は、ペガスス座の惑星としての名称「HD209458b」(2)。素人には無味乾燥そのもの。 でも、“towards Osiris”(3)の惑星だと言われれば、親近感も湧くかも知れぬ。 もっとも、個人的には、Asimovの帝国モノより、たまたま仕事で読んだ、「The Robots of Dawn」[夜明けのロボット]の方に親しみが湧く。 宇宙の住人Spacerの国家で、親地球派のロボット工学学者が失脚しそうというところから始まる物語だ。 その端緒となったのが、人型ロボット問題である。 危害を与えない。他人を守る。そして、その限りで自分を守る、という原則は果たして正しいのだろうか。 --- 参照 --- (1) T.Barman: “Identification of Absorption Features in An Extrasolar Planet Atmosphere” [2007.4.10] http://lanl.arxiv.org/PS_cache/arxiv/pdf/0704/0704.1114v1.pdf (2) http://www.obspm.fr/encycl/HD209458.html (3) Matthias Pintscher: “towards Osiris”[試聴あり](Holstのアルバムの付録) http://mora.jp/package/80312032/0094635938258/ (参考) ROBERT WRIGHT: “Planet Of The Apes”New York Times [2007.4.28] 有料 生命が存在してしかるべきなのに, そうでないとしたら, その原因は・・・ (1) Classic nuclear Armageddon, (2) Eco-apocalypse, (3) Terrorism ゼロサムゲームを協力的なルールにする視点が重要と指摘した本の著者. http://www.nonzero.org/ 侏儒の言葉の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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