↑ トップ頁へ |
2009.7.9 |
|
|
料理玩具を眺めて…クリプトン電球が切れたので量販店の家電売り場にいったら、「家庭用流しそうめん器」が山積みで売っていた。電池で稼動する、超小型の流れるプールみたいなもので、昔からある商品だが、山積みで売るようなものとは思わなかった。 せいぜい、秋葉原辺りのオモシロ商品として生き残っていると思っていたのが大間違い。 しかし、よく考えれば、そんなものかも。 拙宅でも、小学1年生が遊びに来るというので、料理作りの玩具を購入したことがあるからだ。まあ、大人も結構楽しめた。 そんなこともあり、玩具はどうなっているか見たら、そちらの方が余程本格的な商品だった。(1)高低差があり、そこを水が流れる構造。これならアウトドアで十分愉しめそうだ。 そういえば、昔は、子供には、素麺より冷麦が人気だったのではないか。それに、昔の衛生状態では、流し素麺は、余りお勧めできるものでもなかっただろうし。 冷麦といえば、桶か、涼しげな硝子の器で、氷入りに決まっていたように思う。何本か紅と緑色の麺が入っていて、缶詰蜜柑、西瓜、サクランボが浮かび、これぞ「夏」という感じがしたもの。デパートのお好み食堂の子供寄せだった可能性もあるが、お蕎麦屋さんでも一般的だったし、家庭でも似たようなものだった。 昔の素麺は腰があったから、柔らかい素麺の方が子供の口に合っていたということもあるか。もっとも、西日本は木箱入りで産地ものの素麺をお中元で頂くそうで、こんな冷麦話は通用しないかも。 それが、今や、お蕎麦屋さんでも、冷麦メニューは消えつつある。 デパートのお好み食堂などという概念が消え去っているから当然の流れか。 子供話になったので、料理玩具を見てみた。そこで気になったのは、パスタマシーン。コレ、どう見ても、大人向けだ。(2) 拙宅にイタリア製があるから、どうしても比較してしまう。錆びるので洗えない代物だが、確か\15,000位したか。それしか売っていなかったから仕方なく購入しただけ。 それが、今や、中国製がネット販売で\1,820だ。全く同じものかも。 一方、玩具は、プラスチック製。ショートパスタの押し出し成形もでき、なかなか魅力的。 ただ華奢で小型だから、実用性のほどはよくわからぬが。 よく考えると、拙宅で、パスタにチーズを振りかけるのに使っているグラインダーは、カラフルなお人形型。もちろん大人用だが、玩具そのもの。使いやすい形だから購入したとはいえ、こんな商品が広く使われる時代に入ったということ。 --- 参照 --- (1) “あの本格的流しそうめんが自宅で手軽に楽しめる!『流しそうめん そうめんや』” バンダイ [2009/04/09] http://www.bandai.co.jp/releases/J2009040901.html (2) 「パスタパスタ」 タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/products/pastapasta/ (素麺のイラスト) (C) ヴィラージュ・クッキング素材集 侏儒の言葉の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
|
(C) 1999-2009 RandDManagement.com |