■■■ 多摩動物公園の見所 2013.7.31 ■■■

   遊ぶ猛禽類、イヌワシ

多摩動物公園の猛禽類ケージは見応えがある。
高さが20mありそうだし、広い場所が確保されているからだ。そこに、オオワシ、オジロワシ、イヌワシ、ヒメコンドルが棲んでいる。
小生は、猛禽類愛好者は軍事オタクが多かろうと思うのだが、そんな感じの人より女性がじっと眺めていることの方が多いようで、なにか不思議な感じがする。
まあ、戦闘機の愛称名だけの話だから、偏見か。
  F-22 ラプター
  F-117 ナイトホーク
  F-15 イーグル
  V-22 オスプレイ
どちらかといえば、野球の感覚に近いのかも。
  東北楽天ゴールデンイーグルス
  福岡ソフトバンクホークス

この大きなドーム型の檻はフライングケージと呼ぶそうだが、その割には全鳥留っていたりして、名前がそぐわないと言う人もいるかも。
ただ、それはサッと通りすぎるだけだからで、眺めていると飛ぶ鳥がでてくるもの。
どうも、こちらがじっと眺めているからではなく、あちら様がじっと眺めていて、動きたくなるようだ。
それは、見られて不快というより、なにか遊びにやってきたナと見抜いたからではないか。気分悪しということで留っている場所を変えようということではなく、どうも自分も遊びたくなるご様子。
天井にぶる下がったり、はたまた草叢に入ってみたり、あげくのはてには仲間に故意にぶつかったりと、おふざけ気味。まあ、すぐ飽きるようだが。

ただ、面白いのは、そんなことをするのはイヌワシ君だけのようなのだ。
まあ、猛禽類と言えば、孤高のお姿というのが通り相場だが、そんな性格では無いと見える。
よくよく見ると、派手さには欠けるが、精悍な顔つきで日本人好みの風体。体質も似ているかも。

岩山系の鳥で、もっぱら野兎、山鳥、蛇を餌としているそうだから、いずれ絶滅の憂き目をみそうだが、動物園で馬肉とラットを食べて楽しく生きていけそうなら、ここで大いに繁殖して生き延びるのも手かも。
多摩動物公園では、なんと、20頭(オス15、メス5)飼育しているという。

(東京ズーネットニュース) ニホンイヌワシが札幌へ旅立ちます 2013/03/14)
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