---ニュート・ギングリッチの主張

            情報社会による経済繁栄を目指す政治家の主張

 米国下院で長く活躍した,Newt Gingrich,ニュート・ギングリッチの主張が "From Virtuality to Reality"として簡潔明瞭にまとめられていた。
 米国政府の様々機関によるイニシアティブは実践的価値を訴えることから出発するが、議会人は思想性が強いから、どのような将来像を考えているのかを、直感できるものであった。
 ここでは、「情報化により、なにが起こるか?」が3つ述べられている。

 ・地方分権化、市場経済化が進む。
 ・個人の自由と選択の機会が増加する。
 ・政府の干渉が減る。---そして生産性があがる。

 この動きは、明らかに欧州や日本の現行の仕組みとは合い入れない。
 米国の「自由市場」資本主義のイデオロギー、完全な市場経済化路線が主流になるとの宣言である。

 要は、情報を公開し、情報社会のコミュニケーションの輪に入らざるを得ないと言っているのである。そうしなければ、米国経済圏で企業は孤児となりかねない。これは、即、没落を意味する。従って、企業は、どのみちインターネット経済のコミュニティに積極的に参加せざるを得ない。
 そうなると、どうなるか。
 インターネット上の活動を政府が規制するこなど不可能に近い。企業は自動的に無国籍の完全グローバル自由市場のメンバーにされるのだ。
 日本の社会は、ほとんどなんの準備もできていないのに、産業界では本格的な動きが始まってしまった。この流れは加速せざるを得ない。しかも、米国の政治家は、この動きを全力で支援しているのだ。
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