■■■ 「說文解字」卷一〜巻十四を眺める[黃帝]  ■■■
神農氏を語彙的意味記録を開始者としているし、文字発明者はその官僚と記載されているので、黃帝事績を表記する際の中核的文字を意識して、系譜上の繋がりを設定した可能性もゼロではなかろう。しかし、たとえそうだとしても、中核文字の選定が難しい。
そこで、とりあえず、以下の文章で眺めてみることにした。
この一文は口言音喜・男女・糸・弓矢刀の類の文字を欠くので、なんとも言い難いが、よくわからん字形的相承系譜の裏にある思想を考えるヒントが見つかるとよいが。
時播百穀草木
 淳化鳥獸蟲蛾
  旁羅日月星辰水波土石金玉
   勞勤心力耳目
    節用水火材物
      有土コ之瑞 故號黃帝 @「史記」五帝本紀

天(一)と葦(艸)の巻 一丄(旁 帝)示三王【玉】(瑞)玨气士h屮艸(草)蓐茻
口と足の巻 小八釆半牛(物)犛告口凵吅哭走止癶步此正是辵彳廴㢟行(コ)齒牙足疋品龠冊
言と又の巻 㗊舌干𧮫只㕯句丩古十卅言誩音䇂丵菐𠬞𠬜共異舁𦥑䢅爨革鬲䰜爪丮鬥又𠂇史支𦘒聿畫隶臤臣殳殺𠘧寸皮㼱攴(故)教卜【用】爻㸚
目鼻と死、さらに、羽の巻 𡕥【目】䀠眉盾自𪞶鼻皕習羽隹奞雈𦫳𥄕羊羴瞿雔雥【鳥】烏𠦒冓幺𢆶叀玄予放𠬪𣦼歺死冎骨肉筋刀刃㓞丯耒
喜皿の巻 角竹(節)箕丌左工㠭巫甘曰乃丂可兮号(號)亏旨喜壴鼓豈豆豊豐䖒虍虎虤皿𠙴去血丶丹青井皀鬯食亼會倉入缶矢高冂𩫖京亯㫗㐭嗇來麥夊舛舜韋弟夂久桀
木の巻 【木】(材)東林才叒【之】帀出𣎵生乇𠂹𠌶華𥝌稽巢桼束㯻囗員貝邑𨛜
日月と稻(禾)宮の巻 【日】(時)旦倝㫃冥晶【月】【有】朙囧夕多毌𢎘𣐺𠧪齊朿片鼎克彔禾(穀)秝黍香米毇臼凶朩𣏟麻尗耑韭瓜瓠宀宮呂穴㝱疒冖𠔼冃㒳网(羅)襾巾巿帛白(百)㡀黹
人見(儿)の巻 人𠤎(化)匕从比北丘㐺𡈼重臥身㐆衣裘老毛毳尸尺尾履舟方儿兄兂皃𠑹先禿見覞欠㱃㳄旡頁
首易(豕)と魂(鬼)山石の巻 𦣻面丏首𥄉須彡彣文髟后司卮卩印色𠨍辟勹包茍鬼甶厶嵬山屾屵广厂丸危【石】長勿冄而豕㣇彑豚豸𤉡易象
鹿熊と火大心の巻 馬𢊁鹿麤㲋兔萈犬㹜鼠能熊【火】炎K囪焱炙赤大亦夨夭交尣壺壹㚔奢亢夲夰亣夫立竝囟思【心】
水の巻 【水】(淳 波)沝瀕𡿨巜川泉灥永𠂢谷仌雨雲魚𩺰燕龍飛非卂
女と弓の巻 𠃉不至西鹵鹽戶門【耳】𦣞手(播)𠦬女毋民丿𠂆乁氏氐戈戉我亅珡乚亡匸匚曲甾瓦弓弜弦系
糸虫と土の巻 糸素絲率虫(蛾)【蟲】風它龜黽卵二【土】垚堇里田畕【黃】【力】(勞 勤)
  

     

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