■■■ 「說文解字」 卷一〜巻十四を眺める[幹-木喜]  ■■■

≪易≫は、訳のわからぬ宗教的解釈がつきものとはいえ、2進法八卦がからんでいて、形而上的な論理を土台としているから、古代世界では現代で云うところの科学に近いと見ることもできよう。(易を科学と同列に置くことは無理があるが、論理で議論できるという状況を表現する他の適当な語彙が見当たらないので致し方ない。現代でも、面白くない主張に対して、論理を隠れ蓑にするなと罵声を飛ばす知識人は少なくないが、これこそが反科学そのもの。論理に対して、論理で対抗するからこその科学。)

「說文解字」は、その≪易≫に依拠している訳で、ある意味、それこそが、当時の最先端の知だったと見るべきかも。

当然ながら、≪水金土火木≫の五行の論理も、文字宇宙の秩序に導入せざるを得ない。
従って、系譜的に、これらの文字の位置付けが見てとれるようになっているだろう。

そうなると、もう一本、幹を設定している筈なので、そこらを見ておこう。
  【金土阝(𨸏)(【[數]-[十干]-[十二支]】の一気通貫系の部分的傍系)
  【水卵】
  【火心(忄)
  【木喜】…"黹"が終端。
        "木"からの直接分岐としての
         "東"から連なる系譜がある。
  


_________________巻一🈠










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_________________巻二











_________________巻三
├─────分岐
_________________巻四

_________________巻五























_________________巻六

├────┐分岐
𣎵   
________________巻七
   
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