■■■ 「說文解字」 卷二 を眺める[2] ■■■ この先の文字序列の判定は厄介。素直に<口>→<凵>→<吅>→<品>→<㗊>と順に記載すればよさそうに思うが、㗊をわざわざ次巻に回しているからだ。 この収録方法は、<口>系列の本格的展開を次巻に収録していることを意味していそう。 と言うことで、さらに継続巻にも関連文字があるか探すと、離れた巻五に候補が存在していることがわかる。しかし、巻三は、大きくは、<舌・・・><古><言>系列で構成されていて、序列性情が見てとれるが、巻四はそこから離れ、巻五になると<甘・旨><喜>。これらは、mouthに関係ありと言えなくもないが、少々、縁遠いようにも思える。ここらはセンスの違いが大きそう。 ①小─②八─③半 ┌──────┘ ④牛─⑤告 ┌───┘ ⑥口 ├┬⑦凵…裸部首の1文字のみ。 │├⑦吅 │├⑦品 │└⑦㗊⇒巻三 ⑦巻三 ├■(㗊) ├■舌─干 │ 𧮫只㕯句 ├【丩】 ├■古─十卅 ├■言誩音─䇂 │ ─丵菐 │ ─𠬞 │ ─𠬜共異 │ ─舁 │ ─𦥑䢅爨革鬲䰜爪丮鬥 │ ─又𠂇史支𦘒聿畫隶臤臣殳殺𠘧寸皮㼱攴教卜用爻㸚 │ ○巻四 │ ○巻五 ├【角竹箕丌左工㠭巫】 ├■甘曰─乃丂可兮号亏 │ 旨 ├■喜壴鼓豈豆─豊豐【䖒虍虎虤】 └【皿𠙴去血丶丹青井】【皀鬯食亼會倉入缶矢高冂𩫖京亯㫗㐭嗇來麥夊舛舜韋弟夂久桀】 ⏩続 │ ⑥h ├───⑦屮──⑧艸──⑨茻 │巻一 │巻二 ①小 │ ②八 │ ├┐ │③釆 │ ③半 │ ④牛 │ ├┐ │⑤犛 ⑤告 │ ⑥口 │ ├┬┬┬────────⑦⇒巻三 │││⑦凵 │││ 凵:張口[象形] ││⑦吅 │││ │└───┐ │ │ ⑦品 │ │ │ │ │ ⑧龠 │ │ │ │ │ ⑨冊 └───────────⑦㗊⇒巻三 │ ┌─┘ ⑧哭 │ ⑨走 │ ⑩止 │ ├┬┬┬┬┬┬┐ │││││││⑪癶 ││││││⑪步 │││││⑪此 ││││⑪正 │││││ ││││⑫是 │││⑪辵 ││││ │││⑫彳 ││││ │││├─┐ ││││ ⑬廴 ││││ │ ││││ ⑭㢟 │││⑬行 ││⑪齒 │││ ││⑫牙 │⑪足 ⑪疋 (C) 2024 RandDManagement.com →HOME |