■■■ 「說文解字」 卷二 を眺める[9] ■■■
易経・書経(尚書)・詩経・禮記はそれぞれだいたいの字数が4万、2万7千、9万9千、2万4千あり、これだけを母集団として、類語字書(字形・字音情報は非記載。)である≪爾雅≫で補足すれば、それで十分な気がするが、五經ということで春秋も重視されている。
巻二の引用で見ると、春秋はかなり多い。
  ≪易≫8 ≪〜書≫10 ≪詩≫37
   ≪春秋傳≫17 ≪春秋公羊傳≫1 ≪春秋国語≫1 ≪爾雅≫3

ちなみに、巻一はこんな風。
  ≪易≫7 ≪〜書≫10 ≪詩≫40
   ≪春秋傳≫8 ≪春秋国語≫2 ≪左氏傳≫2 ≪爾雅≫1


 「春秋」…春秋時代の死去・戦争・会盟・災害を記載した魯国用年表
  (儒教勢力は孔子編纂と見なして思想書として扱う。)
 「春秋公羊傳」「春秋左氏傳」「春秋穀梁傳」…注釈書。
 「春秋国語」…史書@周魯斉晋鄭楚呉越の体裁。
  (断片的収録の印象は否めない。)
  (「春秋左氏傳」の外傳とも見なされている。)
   ---引用されている巻---
  『春秋』…❸❹❺❽
  『春秋傳』…❶❷❸❹❺❻❼❽❾❿⓫⓬⓭⓮
  『春秋公羊傳』…❷❸❽
  『公羊傳』…
  『春秋國語』…❶❷❹❽❿⓭
  『國語』…❸❾❿⓬
  『左氏傳』…❶❾⓬
  


小八釆半牛犛告口凵吅哭走止癶步此正是辵彳廴㢟行齒牙足疋品龠冊 


h
├───────
巻一
巻二




├┐






├┐





├┬┬┬────────⇒巻三
│││
│││ 凵:張口[象形]
││
│││
│└───┐
│ │  
│ │  │
│ │  
│ │  │
│ │  
└───────────⇒巻三
  │
┌─┘






├┬┬┬┬┬┬┐
│││││││
││││││
│││││
││││
│││││
││││
│││
││││
│││
││││
│││├─┐
││││ 
││││ │
││││ 
│││
││
│││
││


     

 (C) 2024 RandDManagement.com  →HOME