■■■ 「說文解字」 卷三 を眺める[2] ■■■ ❶①一(元始)→②丄→③示(~)→ ④三(天、地、人之道)→⑤王→⑥h(上下通)→ ❷ ①小→②八→③半→ ④牛→⑤告→⑥口→ ❸ ①言(口+䇂)→ ②音→③䇂→④菐→ ⑤又→ 白川漢字学では、<口>は祭祀器であり、木の枝状祭祀道具の䇂(入墨用説も)と重ねると<言>ということになる。 甲骨文字を全く知らずに、よくここまで文字の関係性を整理できたもの。 おそらく、天帝への生贄たる<牛>(and/or 捕虜)の扱いを考え抜いたのだろう。この整理の仕方からすると、<言>とは神の顕示形態を意味している訳で、畏怖感を呼び起こす音でもあったことになろう。 「古事記」で、突如、葛城山に登場してくる一言主大~とは、おそらく、もともとは恐ろしい存在だったと見るべきと思う。 ⏩続 │巻二 ⇒ ⑥口 ├┬┬┬┐ ││⑦⑦⑦ ││品吅凵 │││└───⑧哭─⑨─・・・─⑭ ││└────⑧龠─⑨ ││ ││巻三 │①㗊 ├┬┬┐ │││├┬┬┬┬───①⇒巻五 │││││││①舌 ││││││││ │││││││②干 │││││││ ││││││①𧮫 ││││││ │││││①只 │││││ ││││①㕯 ││││ │││①句 │││ ││①丩 ││ │①古 ││ │②十 ││ │③卅 │ ①言 ├┐ │②誩 │ ②音 │ ③䇂 ├┐ │④丵 │ ④菐 ├┬┐ ││⑤𠬞 ││ │⑤𠬜 │├┐ ││⑥共 ││ │⑥異 │├┐ ││⑦舁 ││ │⑦𦥑 │├┬┬┐ ││││⑧䢅 ││││ │││⑧爨 │││ ││⑧革 │││ ││⑨鬲 │││ ││⑩䰜 ││ │⑧爪 ││ │⑨丮 ││ │⑩鬥 │ ⑤又 ├┬─────────⑥⇒巻四 │├┬┬┐ ││││⑥𠂇 │││││ ││││⑦史 │││││ ││││⑧支 ││││ │││⑥𦘒 ││││ │││⑦聿 ││││ │││⑧畫 ││││ │││⑨隶 │││ ││⑥臤 │││ ││⑦臣 ││ │⑥殳 ││ │⑦殺 ││ │⑧𠘧 ├┬┐ ││⑥寸 ││ │⑥皮 ││ │⑦㼱 │ ⑥攴 ├┬─────────⑦⇒巻四 │⑦教 │ ⑦卜 ├┐ │⑧用 │ ⑧爻 │ ⑨㸚 (C) 2024 RandDManagement.com →HOME |