■■■ 「說文解字」 卷四 を眺める[5]  ■■■
巻四の巻尾部首は<耒>。現代日本語では、滅多に使わない偏であるものの、"耕"と"耗"(部首は違うが"籍"の構造部品になっている。)という文字は使うことにしているので廃れてはいない。
「古事記」でも使用しているが、新羅での牛の犂話であり、注意深い用字。
  "耕"…此人營田於山谷之間 故耕人等之飮食・・・

おそらく、太安万侶は、この文字使用に当たって、牛の導入は何時頃だったのだろうと思い巡らしたに違いない。農耕というコンセプトの中核文字だから。

(字義:艸蔡 ≠丰)、つまり草茫々の地を、牛の力を利用して木製道具の耒(字義:手耕曲木)で掘り崩すことで穀物増産可能にする画期的な技術でもあった訳で。黄土は軟弱なので汎用だった訳だが、牛さえ飼えれば扇状地を利用する倭国の状況にすぐに適応できたに違いない。
  


𡕥目䀠眉盾自𪞶鼻皕習羽隹奞雈𦫳𥄕羊羴瞿雔雥鳥烏𠦒冓幺𢆶叀玄予放𠬪𣦼歺死冎骨肉筋刀刃㓞丯耒 

│ 巻三

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⑥⑥⑥⑥⑥⑥⑥
│││殳臤𦘒𠂇
攴皮寸
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││⑦⑦
││卜教
││ 巻四
𡕥
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𪞶
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𦫳
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𠦒
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𢆶
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①①
放𠬪

𣦼
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③③
歺死
│└─────────⇒巻八







├──────────⇒巻五

├──────────⇒巻五







     

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