■■■ 「說文解字」 卷七を眺める[1]  ■■■
冒頭から<日>であるにもかかわらず、眺めてみると、<日・月>の扱いは軽い。部首的にはすぐに一段落してしまい、そこからさらなる文字的展開が進むことも無いからだ。しかし、そうした記載状況が目立つので、思想性の明確化に繋がっていると言えそう。
  巻六<木>⇒<東>⇒
     巻七<日>⇒<月>⇒<夕>

そういうことなら、<日・月>以外の系列から続巻へと繋がるのかと思ってしまうが、どれもドン詰まり。
一旦、この巻で一段落ということになるが、次の巻八は前から続く分岐傍流か、はたまた主流なのか、よくわからない。
  巻六>⇒<林才叒之𣎵生乇>
  巻六>⇒<東>⇒
      巻七[第一段]<日(旦倝㫃)(冥晶)(月[有朙囧][夕多毌])>⛔

さらに、<木>の系譜を、ここまで、広げてしまうと、とりとめがつかぬ。グループ分けはかなり難しい。・・・
  巻六>⇒
      巻七[第二段]<𢎘𣐺𠧪齊・朿・片鼎克彔・禾(秝黍香)米(毇臼凶)朩(𣏟麻)・尗耑韭・瓜瓠宀([宮呂][穴㝱疒][冖𠔼冃㒳网襾巾巿帛白㡀黹])>⛔
  


日旦倝㫃冥晶月有朙囧夕多毌𢎘𣐺𠧪齊朿片鼎克彔禾秝黍香米毇臼凶朩𣏟麻尗耑韭瓜瓠宀宮呂穴㝱疒冖𠔼冃㒳网襾巾巿帛白㡀黹 

│ 巻六

├┬┬┬┬┬┬┬─────┐
②②②②②②②②     │
東林才叒之𣎵生乇     │
├┐┌┬┘├┬┬┬┬┬┐ │
③③③ ③③③③③③③ │
束帀出 𠂹𠌶華𥝌稽巢桼 │
│┌───────────┘
││巻七
│├┬┬┐
││││├┬┬┐
││││①①①①
││││𢎘𣐺𠧪齊
│││
│││
││├┬┬┬┐
││││││├┬┬┐
││││││①①①①
││││││片鼎克彔
│││││
│││││
│││││├┬┐
│││││②②②
│││││秝黍香
││││
│││𣏟
││├┬┐
││①①①
││尗耑韭
│├┬┐
①①①
瓜瓠宀
│  ├┬┐
│  ②②②
│  宮穴冖
│  ││├┬┬┬┬┐
│  ③③③③③③③③
│  呂㝱𠔼冃㒳网襾巾
│   │     ├┬┐
│        ④④④
│        巿帛㡀
│          ││
│          ⑤⑤
│          白黹


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