■■■　「說文解字」 卷八を眺める[7] 　■■■ 普通は「楚辞」と呼び、屈原の作品で有名な書だが、「楚詞」名での引用が八巻に登場する。 　　❶䓊 有䓊蕭艸⇒n.a. 　　❽�� 天白���� 　　⓬㩃 朝㩃批之木蘭 　　　𡡓 女𡡓之嬋媛 　　　婞 鯀婞直 　　　彃 𢏗焉彃日 「楚辞」としていないところを見ると、ある程度流行はしてはいたが、皆がよく知ると迄はいかなかったということかも。しかし、巻十二に４つ引用があり、「說文解字」としては屈原を初めての詩人として扱っている様にも思える。・・・ 何昔日之芳草兮 今直爲此蕭艾也　＠卷一 離騷 何ぞ、昔日の芳草、今直ちに此の芳草と為れるや。 天白���� 寒凝凝只　＠巻十 大招 天白く����たり。ただ寒く凝凝たり。 (朝搴阰之木蘭兮 夕攬洲之宿莽)　＠卷一 離騷 朝には、阰の木蘭を搴り、夕べには、洲の宿莽を攬る。 朝飲木蘭之墜露兮 夕餐秋菊之落英　＠卷一 離騷 朝には、木蘭から墜つる露を飲み、夕べには、秋菊の花弁を餐う。 女嬃之嬋媛兮 申申其詈予　＠卷一 離騷 女嬃の嬋媛たる、申申とし、其れ、予れを罵る。 曰鯀婞直以亡身兮 終然殀乎羽之野　＠卷一 離騷 曰く、鯀 婞直にして、身を亡ぼし、終然として、羽之野に殀せり。 羿焉彃日？ 烏焉解羽？　＠卷三 天問 后羿は(如何に)太陽を射落とせり？ 烏を(如何に)解体せり？ 　　⏩続 ❽人𠤎匕从比北丘㐺𡈼重臥身㐆衣裘老毛毳尸尺尾履舟方儿兄兂皃𠑹先禿見覞欠㱃㳄旡頁　⇒ ├┐巻四 │①𠬪 ①放 │ ②𣦼 ├┐ │③歺─④冎─⑤骨─⑥〜⑫ │　　　　　　　　　　　└─⑧⑨　⇒巻五〜七 ③死 │　巻八 ①人 ├┬┐ ││├┬┬┐ │││││②𠤎─③匕 ││││②从 ││││├┬┬┐ ││││③③③③ ││││比北丘㐺 │││②𡈼─③重 ││②臥 │├┬┬┐ ││││②身─③㐆 │││②衣─③裘 ││├┐ │││②老 ││②毛─③毳 │②尸 │├┐ │③③ │尺尾─④履─⑤舟─⑥方 ├─────────②　⇒巻九 ②儿 ├┬┐ ││├┬┬┬┬┬┐ ││③③③③③③③ ││兄兂皃𠑹先禿見─④覞 │③欠 │├┬┐ │④④④ │㱃㳄旡 │　└───────⑤　⇒巻十一 ③頁────────④　⇒巻九 　　　　　 　(C) 2024 RandDManagement.com　　→HOME