■■■ 「說文解字」 卷九を眺める[13] ■■■ 倭人ならともかく、文字記録以外は塵芥の類と見なす風土のなかでは、口頭伝とは意図的に作られた噂以外の何者でもないから。 [逸]書と書けない以上、それは現政治勢力内の大御所創作の[傳]と見なすのが妥当。・・・そんなことは読者も百も承知として、掲載されていると考えた方がよかろう。 しかし、≪韓非≫は≪〜子≫ではないもののその範疇に入らないかも。 厶[姦衺] ≪韓非≫ 蒼頡作字 自營爲厶 "蒼頡固以知之矣"という程度の文章しかみつからないが、"厶"について感じるところがあったのだろう。 (後世の書には"韓子八厶為公"とも。) "厶"が用いられている文字は多岐にのぼっており、元字の略記体として用いられている可能性も高く、はなはだ厄介ということでは。 篡 鬼 篡 㕗 私 弘 公 牟 矣 ⏩続 │ 巻八 ①人 ├┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ │②②②②②②②②②② │儿尸毛老衣身臥𡈼从𠤎 ││ │③頁 ││ 巻九 │①𦣻 │├┬┬┬┐ │②②②②② │面丏首𥄉須 │┌───┘ │├┬┬┐ │③③③③ │彡彣文髟 │ │ │ ※↓ ├┬┐ ││①后 ├┬┐ ││②②② ││司卮卩 ││ ├┬┬┐ ││ ③③③③ ││ 印色𠨍辟 │①勹─②包─③茍 ①鬼 ├┬┐ ②②② 甶厶嵬─③山 ├┐ ④④ 屾屵 ├┐ ⑤⑤ 广厂 ├┬┐ ⑥⑥⑥ 丸危石 ※↑ ┌──┘ ④長 ├┬┐ ⑤⑤⑤ 勿冄而 │ ⑥豕 ├┬┬┬┬┬┬────⑦ ⇒巻十 ⑦⑦⑦⑦⑦⑦⑦ 㣇彑豚豸𤉡易象 (C) 2024 RandDManagement.com →HOME |