■■■　「說文解字」 卷十二を眺める[12] 　■■■ ＜女＞部 "媊"に、甘氏「星經」からの引用が一ヶ所ある。 　　…太白上公 妻曰女媊 女媊居南斗 食�� 天下祭之 曰明星 「星經」とは、今に伝わる三紫微垣/太微垣/天市垣・二十八宿＠四象の３１区と近南極星区で天空を区分する天文学を樹立した書と考えられている。甘�ｺ＠齊が天数をまとめた占書[全八卷原書已失]とされる。 従って、その書に記載されている星宿名の１つが引用されていということなのだろう。南斗とあるから、北方の女宿(須女or 婺女[≒賤妾/女工]四星etc,)の別名ではない。 南方では星宿星官に御女が有るが黄帝女伴の1星で該当しない。食�獅ﾉ通ずる星官も見当たらない。 そう簡単に時の気分で官の呼称変更ができるとも思えないし、特殊扱いされていて、別名があったと思われる痕跡も無い。(流石に、織女[天女]三星は関係あるまい。) とは云うものの、それ以外の説もさっぱり思いつかぬから、従うしかなさそうだが。 おまけに、太白伝説は極めて多いものの[「史記」天官書第五]、大半は戦乱に絡んだお話。妻との係りが重視されることは考えにくいのが実情。それこそ、食�獅ﾆは軍事用語の盛食�歯ｺのことではないかと思うほど。 明けの明星と妻や女官の関係も想定し難く、ほとんど五里霧中。 ただ、太白妻の＜女媊＞と言う名称は、基本パターンに則っているように見える。・・・ 伏羲妹　女媧 炎帝母　女登 黃帝妃　女節 顓頊妃　女祿 堯妃　　女瑩 堯娘/舜妃　女英 禹母　　女志 禹后　　女嬌 顓頊孫娘　女脩 　　　子 大業妻　女華 　　⏩続 ⓬𠃉不至西鹵鹽戶門耳𦣞手𠦬女毋民丿𠂆乁氏氐戈戉我亅珡乚亡匸匚曲甾瓦弓弜弦系　⇒ │　巻十一 ①水 ├──┐ ├┐　├┬┬┬┬┐ ②②　②②②②②② 燕龍　沝𡿨永谷雨魚 　├┐ 　③③ 　飛非 ┌│┘ │├④卂 │├┐　巻十二 │①① │𠃉不─②至 │└──②西─③鹵─④鹽 ①戶 ├┐ ②② 門耳 ┌┤ ③③ 𦣞手 ┌┤ ④④ 𠦬女 ┌┤ ⑤⑤ 毋民 　├─┬┬┐ 　⑥　⑥⑥⑥ 　氏　丿𠂆乁 　│　　　│ 　⑦氐　　⑦戈─⑧戉─⑨我 ┌───────┘ ├┬┐ ⑨⑨⑨ 亅珡乚 　┌┤ 　⑩⑩ 　亡匸 ┌─┘ ⑪匚 ├┬┐ ││⑫曲 │⑫甾─⑬瓦 ⑫弓 ├┐ ⑬⑬ 弜弦 　└⑭系──────────　⇒巻十三 　　　　　 　(C) 2024 RandDManagement.com　　→HOME