■■■ 「說文解字」 卷十三を眺める[2]  ■■■
巻十三は前半が"糸・虫"部で、後半が"土・野(田)・加勢(力)"部というのが「古事記」的見方。・・・
"糸":  從糸尋行者 拔取御裳之糸 女人拔裳糸 糸井比賣
  "緒":  8用例
  "經":  11用例
  "織":  令織~御衣之時 天服織女見驚而 織縫衣褌及襪沓
      坐機而織服
  "緯":  邦家之經緯(序の漢文)
  "統":  得天統而包八荒(序の漢文)
  "紀":  45用例
  "納":  是奉納石上~宮 以劒納于御懷而幸行 眞木灰納瓠
  "紡":  以{閇蘇}紡麻貫針
  "繼":  6用例
  "續":  懸鏡吐珠而百王相續 續御歌以歌曰
      伊斯岐阿波牟加母又續遣丸邇臣口子而歌曰
      無可知日續之王
  "細":  子細採摭(序の漢文) 細開天石屋戸而 名細比賣命
  "總":  速總別命
  "約":  約竟廻時
  "繞":  纒繞我頸
  "結":  7用例
  "給":  15用例
  "終":  於生終得三貴子
  "綾":  讚岐綾君
  "縵":  11用例
  "絳":  絳旗耀兵(序の漢文)
  "紫":  14用例
  "紅":  其臣服著紅紐青摺衣故水潦拂紅紐青皆變紅色
      悉給著紅紐之青摺衣服
  "組":  麻組郎女
  "紐":  8用例
  "緣":   因治養其御子之緣
  "綱":  御綱柏
  "縫":  織縫衣褌及襪沓 笠縫王
  "繩":  莫不稽古以繩風猷於既頽(序の漢文)
      尻{久米}繩 𣑥繩之千尋繩打延 令取犬繩以獻上
"素":  太素杳冥(序の漢文) 稻羽之素菟 卓素 吳服西素
"絲":  非使用
"率":  15用例
"虫":  養虫 匐虫 奇虫 此虫 三種虫
  "蝮":  蝮之水齒別命 定蝮部
  "蛭":  水蛭子
  "強":  然其兄強乞徵 除吾二人無建強人 因大后之強
  "蜻蛉":   蜻蛉來【訓{蜻蛉}云阿岐豆】
  "蛻":  蝉蛻於南山(序の漢文)
  "蝦":  悉言向荒夫琉蝦夷等
  "蚌":  非使用
  "𧊧"[≒蛤]:  蛤貝比賣
     [非対象]"𧏛 ":  𧏛貝比賣
"䖵":  非使用
"蟲":  非使用
"風":  11用例
"它":  非使用
"黽":  非使用
  "蠅":  如狹蠅皆滿 狹蠅{那須}滿  蠅伊呂泥 蠅伊呂杼
"龜":  乘龜甲爲釣乍
"卵":  鴈生卵 以歌問鴈生卵之狀
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"土":  28用例
  "地":  68用例
  "坤":  乾坤初分(序の漢文)
  "基":  投夜水而知承基(序の漢文)
  "垣":  12用例
  "堪":  阿加斯弖杼富禮故後亦不堪戀慕而
  "堀":  堀其歷木 又掘難波之堀江而通海又掘小椅江
  "在":  59用例
  "坐":  197用例
  "堤":  竹植其堤也 爲役之堤池而 作茨田堤及茨田三宅
  "墨":  11用例
  "城":  26用例
  "塞":  11用例
  "毀":  御刀之刄毀 毀鼻入鹿魚 欲毀其大長谷天皇之御陵
  "壞":  7用例
  "垢":  因汚垢而所成~之者也
  "坏":  取大御酒坏 御陵在片岡之石坏岡(上)也
  "垂":  13用例
  "塗":  塗母乳汁者 以土塗塞而 化丹塗矢 塗其船中之簀椅
  "境":  定境開邦(序の漢文) 坐輕之境岡宮 境之K日子王
"垚":  非使用
"堇":  非使用
"里":  聞於隣里 筑紫末羅縣之玉嶋里 其音響七里
  "野":  77用例
"田":  85用例
  "當":  30用例
"畕":  非使用
"黃":  12用例
"男":  79用例
"力":  9用例
  "勳":  正五位上勳五等(序の漢文)
  "功":  爲吾雖有大功 然不賽其功 故雖報其功 是既汝命之功
  "助":  如助吾 可助
  "勝":  20用例
  "動":  6用例
  "加":  153用例
  "勢":  63用例
"":  非使用
  


糸素絲率虫䖵蟲風它龜黽卵二土垚堇里田畕黃男力 

│ 巻十二

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⑫⑫⑫
弓甾曲
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⑬⑬
弜弦
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│ 巻十三

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素絲率
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䖵蟲風它
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龜黽



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  巻一

│   巻十三

├─────── ⇒巻十四

├┬┬───── ⇒巻十四
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垚堇里
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畕黃男
     

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