■■■ 「說文解字」 卷十四を眺める[2]  ■■■
ともあれ、「說文解字」は、"其建首也 立一為耑・・・畢終於亥 知化窮冥"の讃叙方針で編纂された訳だが、よくよく見れば、その一〜亥は文字全体の系譜から孤立させて設定されているに過ぎないとも言える。
{[數]巻一巻十三─ _─巻十四─_─}─
{[十干]}─
{[十二支]}

字体系譜なら、である。上記は一二を除けば字体的検討無用文字ということになる。全て転用文字であり、本来は別な箇所に位置づけられていたことを意味している。丄→土では無い点が、鋭い。
  


金幵勺几且斤斗矛車𠂤𨸏𨺅厽四宁叕亞五六七九禸嘼甲乙丙丁戊己巴庚辛辡壬癸子了孨𠫓丑寅卯辰巳午未申酉酋戌亥 

  巻一

│   巻十三


│├┬┬─┐
③③③ │
垚堇里 │
│┌───┘
││  巻十四
│├┐
①①
金幵
│├┬┬┬┬┐
②②②②②②
勺几斤斗矛車
│ │   │
│   𠂤𨸏𨺅


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𠫓

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