■■■ 「說文解字」 卷十五【叙】 を眺める [4] ■■■
【叙】として紹介されている部分は前半だけのことが多いが、その後に唐突にも540部目録が入ってくる。そして、それを説明するかの様な<序>的な文章が始まる。
その冒頭部分は、この書の編纂方針を漢語的美辞で記載してある。無くても想像がつく、と云うより、その思想を眺めさせられて来たのでどうということは無い訳だが。

敘曰:
此十四篇五百四十部
九千三百五十三文 重文一千一百六十三
解說凡十三萬三千四百四十一字
其建首也 立一為耑  方以類聚 物以群分
同牽條屬 共理相貫  雜而不越 據形系聯
引而申之 以究萬原  畢終於亥 知化窮冥

その本質は、部首を建てること。
先ずは、<一>を立てて端緒とした。
方向的同類は集合し、同部となる。
万物は群を成し、分別され異部となる。
条筋が同系なら、同属として繋がる。
理屈を共有していれば、相通じ繋がる。

雑多であるが、越えることは無い。
部は字形に依って、系列化されているからだ。
部から部へと連綿として、引き継がれ、
萬物の源の究極へと導く。
最終的な華として<亥>部で完了する。
これで、変化の道を知り、
  深層の真を極め尽くすことができる。

  

叙 漢 太尉祭酒許愼記 

     

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