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| 夏用「ささっと」スープ…暑い日が続くと、水気の多い麺類を食べたくなるが、いかにも粉食で、栄養が偏りすぎの印象が否めない。そうなるとスープかとなる。ということで、簡単に作るスープはどうか。要するに、分量など面倒なことを考えずに、「ささっと」作ろうという話。今一でも、水モノだから、素材さえしっかりしていれば、結構美味しく感じるもの。 メインの素材はもちろん野菜だが、この時期、魅力的なものは限られる。 ○トマト スーパーには、色々なトマトが並んでいる。 生食用だらけ。熟度で、どうも今一モノ多し。 味のこだわり品は、総じて小ぶり。皮が硬そう。 「値引き」品だけは、店内での完熟品で真っ赤。 ・・・ということでコレ。 ○ブロッコリー 山のように積まれていたりする。 産地は、海外から国産まで様々。 鮮やかな緑色のモノがあったりする。 ・・・ということでコレ。 ○胡瓜 一本から美麗パック品まで色々。売れ行き好調。 新鮮感を出すための霧吹きかけ品も見かける。 いかにも水々しそうな深緑色の詰めたて袋ものも。 ・・・ということでコレ。 他にも選びたくなる野菜はあるが、価格や産地、見た目だけでは、残念ながら品質がよくわからない。繊維が硬かったり、水膨れ感があるものに当たるとたまったものではない。まあ、スープにするからその程度は我慢できないこともないが、折角労力をかけるのだから、そんなリスクを背負い込む必要もなかろう。 上記3品は滅多なことではハズレない。 ○和風系薬味のガスパチョモドキ 先ず、スープ皿を冷凍庫で冷やす。 (すぐ冷える。) 準備作業は以下の5点を揃えるだけ。 ・薬味を和風とする。 -大葉、茗荷:千切り ・飾りのトッピングをつける。 -大根、人参:千切り -オクラ:極薄輪切り ・冷えているトマトを乱切りする。 -包丁での皮剥き -芯に近い部分は廃棄 -禁湯剥 ・タマネギは微塵切りするだけ。 -水晒し不要 -量は好み ・ニンニクは超微塵切りとする。 -微量で十分 タマネギ、ニンニクをスープ皿に盛る。 ・バージンオリーブオイルを掛け混ぜる。 ・この時点での塩/胡椒での調整は控える。 冷えたトマトジュースを注き、乱切りトマトを加える。 ・薬味を加えて、軽く混ぜる。 ・味見して、塩/胡椒で調整する。 ・タバスコはお勧めしないが好き好き。 最後にトッピングしてサーブ。 ○ブロッコリーのじっくり煮 ブロッコリーは微塵切りしておく。 ベースもすべて微塵切りする。 ・タマネギ ・ニンニク ・アンチョビ ベースをオリーブオイルで炒める。 ・鷹の爪を入れたいかも 十分炒めたら、ブロッコローを加えさらに炒める。 ・塩/胡椒無しで十分 しんなりしたら、チキンスープを加え弱火で煮込む。 ・チキンブイヨンの素を水で溶かしただけ。 ・沸騰したら保温容器に鍋を入れる。 (又は超弱火で加熱。) サーブ時にバージンオリーブオイルを垂らす。 ・チーズは好き好き ○胡瓜と鶏胸肉のさっぱりスープ 3つ用意するだけ。 ・生生姜を千切りする。 ・鶏胸肉の塊は皮を剥ぎ、適当に切る。 ・胡瓜は両端を捨て乱切りしておく。 オリーブオイルで順番に炒めていく。 ・先ず生姜の香りを出す。 ・鶏皮を加えると脂がでる。 ・さらに鶏胸肉を入れ、両面を焼く。 ・一気に胡瓜を入れ軽く炒める。 日本酒を注ぐ。 アルコールがとんだら水を加えて煮込む。 ・水と一緒に梅干をちぎって入れる。 サーブする時は、柚子山椒を添えるのも手。 以上。 「料理講座」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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