表紙 目次 | 2014.8.7 フライパンピザで白ワイン…拙宅では、先日、フライパンを更新した。滅多に、どのようなものがあるのか見たりしないが、買い物のおつきあいということで、商品を眺めることと相成った。こればかりは、持った感触が重要なので、品揃えが豊富そうなお店に行くことになる。 ブランド別の展示になっており、価格はピンキリ。美しいデザインから、見るからに機能だけのSale品まであり、ほぼ10倍の違い。 安価だからといって、それなりの質感があるからたいしたもの。 小生は、以前、ノーブランドの鉄の鋳製を使っていたが、そんなものは見当たらない。どうも、お洒落感が薄いものは消滅させられる運命にあるようだ。 まあ、致し方ないところだろう。最近は、調理をしない家庭も少なくないらしく、そのような場合、調理器具は飾り以外の何物でもない訳で。 結局、ご説明してくださった方のお勧め品の購入に。 お客さんが他に誰もいなかったとはいえ、懇切丁寧に説明して頂いたから、それを尊重してということだろう。小生が意思決定した訳ではないから、実際のところはわからないが。 その過程で、色々とご注意を受けてしまった。 男の人が使うと、すぐに強火に晒すことが多いが、それだと温度が上がりすぎる場合があり、表面処理部分が傷んでしまい以後効果が出なくなるとのこと。 調理終了後も同じことで、まだ熱いうちに、流水で表面を流すから、駄目にしやすいとか。 うーむ、図星。 特に後者は、食洗器につっこまず、すぐ洗って片づけたいので、どうしてもそうなるのである。 そんなこともあり、フライパン料理に興味が湧いたので、ピザ作りを試してみた。 別に、力瘤が入った挑戦というような取組ではない。冷蔵庫に入っている食材で、冷やした白ワインのつまみでも作るかという程度のノリ。 実は、前日作った、ナス、パプリカ、ズッキーニのハーブソルト・オルーブオイル炒めが残っているので、(大蒜・玉葱やトマト無し。冷ラタトゥイユとは違う。)それをそのまま食べる手もあるが、同じものでは芸がないので、これをピザのトッピングに使おうということ。 野菜としては、もう一つ残り物があり、それは、アスパラガスを軽く茹でたもの。 もちろん、冷蔵庫の野菜室にはトマトがある。日持ちさせようということなのか、矢鱈に皮が硬いタイプ。宣伝通り味は濃いのだが、どうもトマトらしさに欠けるので、小生は好みではない。包丁で皮剥きしてトッピングというのには向いていそうな感じがする。 残念ながら、バジル等のピザに合いそうな洋モノ葉野菜は残っていないが、和モノの大葉は小袋に沢山入っている。 これだけあれば、野菜はなんとかなろう。 肝心のチーズだが、ゴルゴンゾーラとカマンベールがあった。 他に使えそうなものとしては、釜揚げシラス。長持ちしないのに、冷蔵庫にはまだまだ大量に残っているのだ。冷凍の魚介類ミックスもあるといえばあるが。そういえば、生ハムもあったか。 これらの食材で行こうということで、・・・。 そこで登場するのが、フライパンでピザが作れる小麦粉プレミックス。購入したばかりの26cmフライパンで、丁度2枚作れる量入り。(薄目) 但し、この商品、扱っていないスーパーだらけの可能性もある。拙宅の近くではさっぱり見かけないからにすぎぬが。 作る手順は単純で、間違えようもない。 オリーブオイル少々と、(表面パリパリ感を出すためか?) 水を加えて、先ずは練る。5分放置後に生地を伸ばしてフライパンで焼く。これだけ。 トッピングは、片面を軽く焼いてひっくり返した時。 全所要時間はせいぜい30分。暑い季節に、この程度の労働ですむのはなかなか有り難い。 上記の材料を使って、2枚4種類トッピングのピザを作ってみた。できたてを食すので実にイケル。生地の焼け具合を自分好みにできるから、食欲を誘うのだと思われる。 と言うか、白ワインのお蔭である。どういう訳か、しらすピザが合う。(多分、この好みは分かれると思われるが。) 白ワインは、かなり冷やすと味の深みなどわからなくなるから、廉価品ほど美味しかったりするのも有り難い。(この飲み方の好みは、さらに大きく分かれる。) お暇だったら、お試しあれ。 「料理講座」の目次へ>>> トップ頁へ>>> (C) 2014 RandDManagement.com |