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2001.2.2 |
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設備投資統計の不思議…2000年で一番驚いたことは、GDP統計数値がいじられたたことだ。何が問題なのか、どこに不備があるのか、といったことが素人にわかるように説明されないまま、新たな推算方式が導入された。何故、このような瑣末なことを問題にするかと訝る人もいるだろう。 しかし、2000年12月に発表された経済企画庁の企業設備投資の第3四半期の統計数字を見て驚いた人が多いのではないか。 速報値の伸び率と大きく違うのである。第3四半期にはかなり投資が増えたとのことだったが、確定値では横ばいに近い数字に変わった。 これでは、日本経済は回復軌道に乗ったとは言えまい。「日本経済の伸びはピークアウトした。」と言い出す人が出てくるのは当然だ。 日本のGDPは企業設備投資の割合が多い。将来に向けて企業が実際に投資を進めたかどうかが判明する重要な数字だというのに、速報値が当てにならない。 一体、どのように統計をとっているのだろうか? どこかおかしい。 「政治経済学」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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