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魚の話  2017年12月20日

よしのぼり の話

🚣  揺れる葦 掉さす船で 魚獲りし
   古代、葦原での魚獲りはどうしていたのだろうか。

多種多様な淡水性鯊の代表は自明。・・・
 葦登/Freshwater goby
種を指すのではなく、一般名称であるとも。

ゴリ[→]と同類としてもよさそうにおもうが、古くから分別されていたようだ。
生態や見かけの違いというより、美味であるからかも。定住するに至った海人としては、美しき豊葦原の国の魚とみなしていた可能性もありそう。

素人的な分類観なら、成長に伴い淡水〜海水域を往来する種を"葦登"とし、完全な淡水棲種を加えた2種を設定し、後はすべてこれらの変種としてしまいたいところ。
 川葦登

なにせ、この仲間は、すでに66種にのぼっており、正式名称を待ち望んでいる予備軍も大勢とくる。こんなに種が多いなら、雑種ができていそうな気もする。大いに気になるところだが、面倒なのでその辺りの話は調べていない。

日本では、この手の土着的バラエティに親近感を覚える人も多そう。派手で珍しい魚より、控え目でありながらそこはかなき自己主張を感じさせるからだ。ともあれ、日本のアクアショップ向きの淡水魚であろう。
 色模様変わり多し。・・・
  黒葦登
  橙葦登
  瑠璃葦登
  縞葦登
 地域独自性だらけ。・・・
  琵琶葦登
  小笠原葦登
  Chiangmai stream goby@タイ チャオプラヤ川上流

ハゼの仲間がここまで多様化するのは、棲み分けもさることながら、平和裏に他の種と生活する能力に依存するところが大きそう。

(分類参照) JODC(日本海洋データセンター)GODAC/JAMSTEC

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