表紙 目次 | 魚の話 2018年2月12日 ほむらはぜ の話🔥 どうしても 見せてもらうぞ その炎ソコソコは多いが、完璧な写真は滅多に見かけない。 祭り火鯊の話[→]をすれば、避けて通れない種があるので、その話。 どこまで本当かわからぬが、南太平洋の小島、ウォリス・フツナ/Wakkus et Futunaには1世紀に住人が存在していたと伝わる。フランス人以外、ほとんど興味を引きそうにない島だが、その隣島のウォリス諸島ウベアは日本人に大人気。小生も御多聞に漏れずだが、訪問者は少なくなさそう。マ、お隣と言っても、かなりの距離があるが。 この島沿岸のハゼ系棲息種としては20弱(6属)が報告されている。フレンチポリネシアの島国であるから当然の如く魚族記念切手を発行しているが、そのなかに、美しい種が含まれている。 炎[ホムラ]鯊 切手としては、売れ筋ではないようだが、この島がこの種の"本場"かも。 黒潮が洗う日本にも存在するので、ダイバーの間では人気種らしい。魚自体は発見困難という訳ではなさそうだが、撮影者が期待するようなポーズを一切拒否する性格をお持ちのようである。 ヒトこそ一番の天敵とわきまえていらっしゃるのか、あるいは、必要な時にしかその美しさを見せたくないというだけのことかは尋ねないとわからぬが。 従って、ダイビング歴が長く、根気がある方向きの被写体らしい。 そんなこともあるのか、胸鰭を全開して泳いでいそうなイラストのT-shirtが販売されているようだ。デザインから推察するに、女性に人気の種かも。 (通常の検索では、今一歩の写真が多いので、誇張したイラスト[ホムラハゼ+ナギナタハゼ]の方が特徴がわかり易いかも。@高知県柏島・・・"お魚イラスト、ショップTシャツ"2016-03-20 10:33:19[→]) 【鬚鯊、等が所属する《Gobiinae》グループ】 <熱帯棲分志向>"本流" → 「はぜ 全体像」 〇Discordipinna・・・ホムラハゼ類 炎[ホムラ]鯊/格氏異翼鰕虎魚/Spikefin goby(filamentosa) 薙刀鯊(griessingeri) (参照) J.T.WILLIAMS, et.al.:"Checklist of the shorefishes of Wallis Islands (Wallis and Futuna French Territories, South-Central Pacific)"Cybium30(3), 2006 「魚」の目次へ>>> トップ頁へ>>> (C) 2018 RandDManagement.com |