[→鋏角類目次] [→蜘蛛目次] "! ■■■ 2018年5月19日 ■■■ 蠅捕蜘蛛眼力で 勝負となれば 蜘蛛の勝ち 蠅捕蜘蛛の特徴は、ピョンと跳ねることだが、素人でもマクロ写真の撮影が簡単にできるようになると、一番目立つのは大きな目である。そうなると、見かけると傍によってそのお顔を拝見したりすることになる。 驚いたことに、蜘蛛君の方も顔をあげてヒトを見つめたりするし、指を近づけると飛び乗ってきたりする。さらに服の上に移ったりも。 懐く訳ではないと思うが、その仕草が可愛いと感じる人もいるし、顔がロボットのようで魅力的と言われたりもする。日本人的な好みかも知れぬが。 [→Jumping Spider Photo Gallery by せきね みきお (C)bitz] ともあれ、視力が良いのは間違いない。 名前の通り、一瞬で蠅を捕捉するするのだから。 蠅には巨大な複眼があり、小さなショウジョウバエでも30x30画素に届きそうなほど。しかし、ピント合わせはできないからほぼ近眼で物体識別能力は低い。ところが、毎秒300画面という高速撮影が可能なので急速に動くモノからの逃亡能力は極めて高い。 にもかかわらず、蠅捕蜘蛛はそれをものともせずなのだ。 前方の2つの目玉は特に大きいから、F値でかなりの優位性がありそう。側方の眼は小さく、光力増幅用の反射板"タペータム"も欠落しているが、横一列に並んでおり、4個の眼を駆使することで高い精度で距離を測定するのだろう。 従って、狙われたらその時点で蠅はアウトとなる。 ただ、主食は蠅という訳でもなかろう。蠅取虫とは蟷螂のことで、習性が似ているから呼ばれたのだと思う。 但し、漢字では、蠅取でなく蠅捕と書くのが普通である。 この仲間は様々な環境で生きているようで、種類数はとてつもなく多い。ピョコピョコと動いて、あちらこちらに進出できた訳だ。昆虫はどこにでも棲んでおり、餌にはことかかないから、隠れる場所さえあれば生きていけるのだろう。従って、移動物体に乗っかっての漂流も少なくなかったろう。但し、種類が多いのは熱帯棲。 [→日本ハエトリグモ研究センターへようこそby (C)池田博明] その生態を観察して捕獲技術を磨く必要があるから、脳もそれに合わせてかなり高度に発達しているのではなかろうか。もっとも、大きくはないそうだが。 しかし、頭抜けているのは間違いない。"訓練すると"、離れた台の間を何回も正確に跳ぶというのだから。[M.R.A.Nabawy, et al.:"Energy and time optimal trajectories in exploratory jumps of the spider Phidippus regius"Nature Scientific Reports 8 08 May 2018] 様々な類縁種が含まれる一家だが、特筆すべきはコレ。 蟻蟻と 蟻行列に 潜む蜘蛛 蟻擬態の理由は色々ありそうだが、蟻食を狙ってお近付きになりたいというのが、一番素直な方針。青帯蠅捕はその典型。その場合はなるたけ似た形に偽装した上で、蟻一家として認識してもらえる物質を付着する必要にせまられる。考えてみれば、結構、面倒。 しかも蟻食が嵩じ過ぎれば蟻も黙っているわけもなく、それほどは魅力的な展開とは言えまい。従って、蟻食に特化する蜘蛛は少ないのではなかろうか。 ただ、蟻観察が盛んだから、それに伴って蟻食蜘蛛が自動的に発見されるから、その存在にハイライトが当たり易いということでは。 蜘蛛は狙う餌の違いで分化したに違いなく、昆虫が多岐にわたるので、それを餌にする蜘蛛も様々な特技を身に着けたということでしかなかろう。 と言っても、狙っている昆虫のタイプはあるものの、専食を避けていそう。要するに、腹が減ればなんでも頂戴という体質。ただ、十分に満ち足りていれば、狙っている餌以外は不味く感じるから放棄したりはするだろう。 そんな見方が当たっているとすれば、蟻は敬遠されがちな餌の筈。前にも述べたが、蟻は凶暴であり、下手をすれば大怪我しかねないし、集団で襲って来ないとも限らないからだ。餌として量的な魅力はあるが、そんなリスクをわざわざ犯すほどには魅力的とは思えない。 にもかかわらず、蟻擬態が横行しているのだから、目的は蟻食だけではないと考えるべきだろう。 考えられるのは、他の蜘蛛からの襲撃回避。大雑把な体形した認識しない種が多いから、外面的に蟻らしさがあれば十分。 ただ、それだけではメリットは余りに小さいから、餌探しの蟻利用が加わっているのかも。蟻は、弱っている大きな虫を発見すると総出で運びに行くから、そんな時は、これ幸いと一緒に駆け付け、お先に中身頂戴。これに味をしめたという推定だが、どうかナ。 実態から言えば、どうもそういうことではなさそうだ。 昆虫には、蟻なら、かなり近くまで来てから逃げればよいので、蟻がいた方が安心と考える種が多い。蟻が居る開けた場所で一休みの飛翔昆虫は結構多いから、油断しているところに、突然、跳びかかるのだから狩りの成功確率は高かろう。 蜘蛛は、気付かれないような場所にいることが多いが、そんな場所より開けた場所の方が餌に出くわす機会が多いのは自明だし。 コリャ楽勝となれば、なかには跳びかかるという蠅捕蜘蛛の特技を放棄してしまったりもするらしい。ただ、そのためのは、特定の種に合わせてかなり手の込んだ擬態が必要となるが。蟻食の対象種で偽装するのではなく、当該蟻を認知している昆虫を餌にすることで、蟻の怒りを買わないようにしているのだろう。(大蟻Carpenter ant, 棘蟻Polyrhachis ant=蜘蛛擬態, 長節蟻Tree Ant, 紡蟻Tailor ant…[橋本佳明 :「アリ擬態現象から探る熱帯の生物多様性創出・維持機構」日本生態学会誌 66, 2016]) 本当の 蜘蛛合戦を 見せてやる 蟻食は異端的存在だと思うが、蜘蛛食になるとさらに異端であろう。雑肉食だから捕獲可能域で出会えば喰うことになるが、わざわざ蜘蛛を探してまで食べる毛足蠅捕のような種は例外的で極めてマイナーな存在とみてよいだろう。 姫蜘蛛の網に入って脚で揺らし、出てきたら襲撃するという習性が珍しいので有名だが。 考えてみれば、そんな種の名称は毛足蠅捕でなく蜘蛛捕がにつかわしい。 鋏角類 《蜘蛛 Araneae》 │ │┼┼中疣…出糸疣が腹の中ほどに存在 │┌──【古代風 Mesothelae】 ││┼┼◆Liphistiomorpha 腹節蜘蛛と木村蜘蛛を代表とする群 └┤ ┼│┌─【原始的 Orthognatha】…真っ直ぐの牙顎類 ┼││┼◆Mygalomorphae ┼││┼┼┼│┌─《Fornicephalae 戸立蜘蛛と地蜘蛛を代表とする群》 ┼││┼┼┼└┤ ┼││┼┼┼┼└─《Tuberculotae 漏斗蜘蛛とタランチュラを代表とする群》 ┼└┤後疣…出糸疣が腹の後端に存在 ┼┼│ ┼┼│↓脱地中穴棲 ┼┼│ ┼┼└─【新生型 Opisthothelae】…二軸鋏型牙類(Labidognatha) ┼┼┼┼◆Araneomorphae ┼┼┼┼┼┼└┬─《Paleocribellatae 古篩板類(単性域類有篩板)》 ┼┼┼┼┼┼┼│ ┼┼┼┼┼┼┼├─《Austrochiloidea》<Neocribellatae新篩板類>基底的群 ┼┼┼┼┼┼┼│ ┼┼┼┼┼┼┼│┌《Haplogynae 単性域類篩板退化》…性器単純 ┼┼┼┼┼┼┼└┤ ┼┼┼┼┼┼┼┼└《Entelegynae 完性類》…性器複雑 ┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼↓ ┌──────────┘ ├【Eresoidea】 │┼┼┼┼┼┼┼┼Eresidae 岩ガ根 │┼┼┼┼┼┼┼┼Oecobiidae 塵,扁 │┼┼┼┼┼┼┼┼Hersiliidae 長疣 │ ├【Palpimanoidea】 │┼┼┼┼┼┼┼┼Mimetidae 戦捷 │┼┼┼┼┼┼┼┼Malkaridae │┼┼┼┼┼┼┼┼Huttoniidae │┼┼┼┼┼┼┼┼Palpimanidae │┼┼┼┼┼┼┼┼Stenochilidae │┼┼┼┼┼┼┼┼Micropholcommatidae 星 │┼┼┼┼┼┼┼┼Holarchaeidae │┼┼┼┼┼┼┼┼Pararchaeidae 夜叉 │┼┼┼┼┼┼┼┼Archaeidae │┼┼┼┼┼┼┼┼Mecysmaucheniidae │ └【"canoe tapetum"カヌー型タペータム】 ┼│ ┼├Orbiculariae 円軌道造網型 ┼│┼├Deinopoidea ┼│┼│┼┼┼┼┼Deinopidae 目玉 ┼│┼│┼┼┼┼┼Uloboridae 渦,招き.扇,投げ縄 ┼│┼│ ┼│┼├Araneoidea ┼│┼│┼┼┼┼┼Araneidae 黄金,鬼,芥,棘,投げ縄 ┼│┼│ ┼│┼└"derived araneoids" ┼│┼┼┼│ ┼│┼┼┼├───Nephilidae 女郎 ┼│┼┼┼├───Tetragnathidae 脚長,銀 ┼│┼┼┼└"reduced piriform/葡萄状腺" ┼│┼┼┼┼┼┼---("symphytognathoids" ) ┼│┼┼┼┼┼┼┼Theridiosomatidae 山路,鳴子 ┼│┼┼┼┼┼┼┼Mysmenidae 小粒 ┼│┼┼┼┼┼┼┼Synaphridae 荒地小粒 ┼│┼┼┼┼┼┼┼Anapidae 鎧姫,砂粒,寄り眼 ┼│┼┼┼┼┼┼┼Symphytognathidae 融顎 ┼│┼┼┼┼┼┼"araneoid sheet web weavers" ┼│┼┼┼┼┼┼┼┼--("linyphioids") ┼│┼┼┼┼┼┼┼Pimoidae ピモ皿,脚縒 ┼│┼┼┼┼┼┼┼Sinopimoidae ┼│┼┼┼┼┼┼┼Linyphiidae 皿 ┼│┼┼┼┼┼┼┼┼"spineless femur" ┼│┼┼┼┼┼┼┼Chatolipidae ┼│┼┼┼┼┼┼┼Synotaxidae ┼│┼┼┼┼┼┼┼Nesticidae 洞姫 ┼│┼┼┼┼┼┼┼Theridiidae 姫,尾長,後家,居候,槍 ┼│┼┼┼┼┼┼┼Chatolipidae ┼│ ┼└Nicodamidae & "divided cribellum" + "RTA" ┼┼├-- ┼┼│┼┼┼┼┼┼Nicodamidae 赤黒 ┼┼│ ┼┼├"titanoecoids" ┼┼│┼┼┼┼┼┼Phyxelididae 棘崖地 ┼┼│┼┼┼┼┼┼Titanoecidae 大和崖地 ┼┼│ ┼┼└"RTA" ♂触肢の後側脛節突起(retrolateral tibial apophysis)保有群 ┼┼┼├Dictynoidea ┼┼┼│┼┼┼┼┼Hahniidae 畠,山畑 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Dictynidae 葉 ┼┼┼├─ ┼┼┼│┼┼┼┼┼Zodariidae 法師,童子 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Penestomidae ┼┼┼│┼┼┼┼┼Chummidae 糸枯法師 ┼┼┼│ ┼┼┼├Dionycha 二爪 ┼┼┼│┼┼┼┼┼-- ┼┼┼│┼┼┼┼┼Sparassidae 脚高,露 ┼┼┼│┼┼┼┼┼-- ┼┼┼│┼┼┼┼┼Anyphaenidae 井筒 ┼┼┼│┼┼┼┼┼-- ┼┼┼│┼┼┼┼┼Homalonychidae ┼┼┼│┼┼┼┼┼-- ┼┼┼│┼┼┼┼┼Clubionidae 袋,小町 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Corinnidae 蜂 ┼┼┼│┼┼┼┼┼(Trachelidae) 猫 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Zoridae 絞擬 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Liocranidae 鼬,田圃 ┼┼┼│┼┼┼┼┼-- ┼┼┼│┼┼┼┼┼Philodromidae 海老,蝦蛄,宿借 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Cycloctenidae 丸絞 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Salticidae 蠅捕,孔雀 ┼┼┼│┼┼┼┼┼-- ┼┼┼│┼┼┼┼┼Selenopidae 袷 ┼┼┼│┼┼┼┼┼-- ┼┼┼│┼┼┼┼┼Thomisidae 蟹,渡蟹,花,行者,安土 ┼┼┼│┼┼┼┼┼-- "Oblique Median Tapetum" ┼┼┼│┼┼┼┼┼(本来的には含有:↑Liocranidae) ┼┼┼│┼┼┼┼┼Lamponidae 尾白鷲 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Cithaeronidae 韋駄天 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Gallieniellidae ┼┼┼│┼┼┼┼┼Trachanteriidae 単衣 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Ammoxenidae ┼┼┼│┼┼┼┼┼Phrurolithidae(↑Corinnidae分離群) 浦島,乙姫 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Gnaphosidae 鷲 ┼┼┼│┼┼┼┼┼Prodidomidae 伊予 ┼┼┼│ ┼┼┼│┌"fused paracribellar" ┼┼┼││┼┼┼├Stiphidiidae ┼┼┼││┼┼┼└ ┼┼┼││┼┼┼┼Agelenidae 草,棚 ┼┼┼││┼┼┼┼Cybaeidae 並歯,水 ┼┼┼││┼┼┼┼Desidae 潮 ┼┼┼││┼┼┼┼Amphinectidae 夜道 ┼┼┼└┤ ┼┼┼┼│┌─┼┼Amaurobiidae 崖地,谷地 ┼┼┼┼└┤ ┼┼┼┼┼│┌─┼Tengellidae(→Zoropsida) ┼┼┼┼┼└┤"grade shaped tapetum"格子形タペータム ┼┼┼┼┼┼└┐ ┼┼┼┼┼┼┼├─Udubidae(Zorocratidae) ┼┼┼┼┼┼┼├"ctenoid complex" ┼┼┼┼┼┼┼│┼Miturgidae 土袋 ┼┼┼┼┼┼┼│┼Ctenidae 絞 ┼┼┼┼┼┼┼├─Zoropsidae 周防,逸 ┼┼┼┼┼┼┼└"higher lycosoids" ┼┼┼┼┼┼┼┼┼Psechridae 襤褸網 ┼┼┼┼┼┼┼┼┼Senoculidae ┼┼┼┼┼┼┼┼┼Oxyopidae 笹 ┼┼┼┼┼┼┼┼┼Pisauridae 走,岸田 ┼┼┼┼┼┼┼┼┼Trechaleidae 差し足 ┼┼┼┼┼┼┼┼┼Lycosidae 子守 【新生型蜘蛛類 Opisthothelae】 (後疣…出糸疣が腹の後端に存在) ◆Araneomorphae 《Entelegynae 完性類》 【"canoe tapetum"カヌー型タペータム】 Nicodamidae & "divided cribellum" + "RTA" -- "RTA" --Dionycha 二爪 -SalticidaeJumping spiderハエトリグモ【徘徊昼行性】 [2爪,8眼] ○Menemerus・・・シラヒゲハエトリグモ類 白鬚蠅捕(brachygnathus)…人家外壁 ○Hasarius・・・オビジロハエトリグモ類 アダンソン蠅捕(adansoni)…人家内 ○Yaginumanis・・・ムツバハエトリグモ類 六歯蠅捕(sexdentatus)…樹林樹皮裏・石壁苔面 ○Spartaeus・・・クチバハエトリグモ類 奄美朽ち葉蠅捕(bani) ○Evarcha・・・マミジロハエトリグモ類 眉白蠅捕(albaria)…平地の山草上 ○Sitticus 白星焦茶蠅捕(penicillatus)…草地 海辺浪蠅捕(rupicola)…海岸砂利域 ○Carrhotus・・・コゲチャハエトリグモ類 猫蠅捕(xanthogramma)…平地の山野 ○Marpissa・・・オオハエトリグモ類 雄黒蠅捕(magister) ○Mendoza 矢筈蠅捕(elongata)…茅場 ○Hakka 磯蠅捕(himeshimensi)…海岸 ○Plexippus・・・スジハエトリグモ類 茶筋蠅捕(paykulli)…人家内 三筋蠅捕(setipes)…人家内 ○Plexippoides デーニッツ蝿捕(doenitzi) ○Harmochirus・・・ウデブトハエトリグモ類 腕太蠅捕(insulanus)…地上 ○Rhene・・・カラスハエトリグモ類 烏蠅捕(atrata)…垣根・植込 ○Phintella 茶色朝日蠅捕(abnormis)…垣根・植込 眼鏡朝日蠅捕(linea)…垣根・植込 朝日蠅捕(parva)…山地 ○Asianellus・・・ヤマジハエトリグモ類 山路蠅捕(festivus)…山地 ○Evarcha 湿地蠅捕(arcuata)…湿地 Grass jumper(flammata) ○Myrmarachne・・・アリグモ類("common" Ant-mimicking spider)…蟻巣棲 蟻蜘蛛(japonica) 矢型蟻蜘蛛(elongata) 大陸蟻蜘蛛(formicaria) 顎点蟻蜘蛛Kerengga ant-like jumper(plataleoides)@東名アジア Dark-footed ant spider(melanotarsa)…擬態 ○Orsima Back-to-front jumper(ichneumon)…逆向き姿の蟻擬態 ○Silerella・・・オビハエトリグモ類 青帯蠅捕(vittatus)…地上:蟻食 ○Peckhamia (Ant-mimicking jumping spider) ["Spiders disguise themselves as ants to hide and hunt their prey" The Conversation November 14, 2014] ○Lyssomanes・・・リセイグモ類@中南米 …眼だけ蠅捕的な、非類縁の笹蜘蛛とも。他の蠅捕に比べ網膜も単純。 ○Portia 毛足蠅捕Dandy jumper(fimbriata)…姫蜘蛛食 (africana)@東アフリカ…蜘蛛食 ○Phidippus Daring jumping spider(audax)@北米+海外進出 Regal jumping spider(regius) Cardinal jumper(cardinalis) Red-backed jumping spider(johnsoni) ○Maratus 孔雀蜘蛛Peacock spider(volans)@豪州 ○Breda Australian jumping spider(jovialis)@豪州 ○Bagheera バギーラ・キプリンギ(kiplingi)@北米南部〜中米の熱帯地域 …植物食(アカシアの若芽の先端)可能 ○Salticus Zebra spider(scenicus)@汎北半球 ○Pseudicius 稲妻蠅捕(vulpes) 吐噶喇蠅捕(tokaraensis) ○Helicius 蛇腹蠅捕(yaginumai) 小蛇腹蠅捕(cylindratus) 千国蠅捕(chikunii) 「鋏角類」の目次へ>>> 「動物」の目次へ>>> トップ頁へ>>> (C) 2018 RandDManagement.com |