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2008.7.8
 
 


Macadamiaの話…


 マカダミア 買ったはいいが 殻割れず

     道具無しでは食べられなものだった


 ハワイ土産としてよくもらうのがマカデミアナッツ(正式はマカダミア)入りのHawaiian Host社製のチョコレート。
 スーパーの棚でもみかけるし、日本製もあるから、いま時ハワイ土産でもなかろうとも思うが、他になにかあるのか、と言われれば窮するから致しかたあるまい。
 それに、“Classic Tiki”の価格は1箱$6.50(1)と手頃だ。
 国内でも、他地区製造の、ご当地の名入り菓子の土産が多いのだから、妥当な選択と言うべきか。

 そんなイメージしか無かったマカデミアナッツだが、殻付きの実を近所のお店で見つけたことがある。だいぶ昔のこと。
 たいした値段でなかったから、これは面白いと、早速購入したのだが、ペンチでは線がつく程度で全く歯がたたなかった。ハンマーで叩いたが、びくともせず、こちらが怪我でもしそうな感じ。凄い殻なのである。
 売っている店も、どうしたらよいのか知らないというし、鬼グルミ割りも駄目ときたから処置無しだった。
 しかたなく、どう割るのか調べたら、小型万力のような、専用道具があることがわかった。しかし、日本での、道具販売者はなかなか見つからなくて苦労した。確か、レジャーランド事業者から購入した筈。実がオマケでついてきて、しっかりした道具の割りに安かったから、販促期間だった可能性が高い。

 もっとも、道具が手に入れば、簡単に割れるというものでもなかった。いい加減に殻を入れると、なかなか割れないし、たとえ割れても、実がつぶれたりして、取り出すのが面倒なのだ。いちいち、割れる方向を考えてしっかりセットして締め付ける必要があるのだ。そうしても、なかなか割れないものもあったりする。気の短い人にはとてもできない作業だ。
 そんなことまでして食べるのだから、まあ、大人の遊びに近い。
 ブランデーでもちびりと飲みながら、殻を割るという自分の姿に酔うといった類の楽しみと言って間違いなかろう。

 ただ、自分で割れば無塩で食べられ、実そのものの味がわかるのが嬉しい。
 偏見かも知れぬが、米国では、こんなことをする人はいないかも。
 そう思うのは、MAUNA LOAが売れているようだから。主力商品を見ると、ナンバー1が塩味のDry Roastedで、これに次ぐ人気製品が、独特なフレーバーのMaui Onion & Garlicと米国本土流味付けの、塩に甘さが加わるHoney Roastedのようだ。(2)どの製品を食べても、塩系の味を感じる。無塩の実など敬遠されるに違いない。

 今では、道具と実が一緒に置かれている店を、そこここで見かけるようになったが、ハワイではなく、オーストラリアが輸出に力をいれた結果のようだ。(3)
 だが、非力な子供が多いから、万力で割るのも嫌がりそうである。大人の市場だけでは、なかなか流行るところまではいかないのではという気がする。

 ただ、大人にしても、酒のツマミにする場合は注意が必要だ。ビールのようなスイスイ飲むものだと、美味しいので、ついつい枝豆のように沢山食べてしまうからだ。
 この実、高カローリーなのである。

 オーストラリア産なら、日本でも栽培できそなものだと思い、探してみると、苗が販売されている。最低気温2〜3度でも大丈夫というから、なんとかなりそうだ。ただ、販売している苗は20cmでも、木にでもなれば15mに達するかも。おいそれと試すようなものではない。しかし、それはそれ、試す方は少なくないようだ。
 専門家が商業栽培してもよさそうにも思うが、栗と違って、蜜蜂が受粉させるというから、日本では難しいのかも。蜂蜜は輸入品全盛で養蜂業は衰退中だから。

 もっとも、栗の蜂蜜は渋皮の味のような癖があるが、マカダミアの花の蜂蜜(4)はそうでもないだろうから、名物化を狙う手はあるのかも知れないが。

 --- 参照 ---
(1) http://www.hawaiianhost.com/mm5/merchant.mvc?Screen=CTGY&Store_Code=HH&Category_Code=CT3
(2) Macadamia Treasures Trio http://www.hersheygifts.com/prodinfo.asp?number=3714849
(3) オーストラリア・マカダミア協会 http://www.macadamias.jp/
(4) Big Island Bees - Macadamia Nut Blossom Honey http://www.bigislandbees.com/products.htm


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