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2009.4.7 |
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Blueberryの話…小粒でも 紫水が光る ブルーベリー ブルーベリーだけをお題にした川柳サイト(1)があったので驚いた。 国産ブルーベリー業者も頑張っているようだ。 拙宅の話で恐縮だが、プレインヨーグルトとブルーベリーを一緒に食べることが多い。生が好きだが、欠品だったり、質が悪そうなモノが売られていることもあるから、冷凍品をつかうことも少なくないが。 本当のところは苺にしたいのだが、手に入るのは実が大きいものばかりで、どうも甘くて水っぽいので、好きにならないだけ。 ブルーベリーも段々そうなっていくのかも知れぬが。
ストロベリーの品種名はとんでもなく多いが、同じベリーでもブルーベリーは全体の命名さえ怠ったようで、実に不思議である。 なにせ、国内栽培も盛んなようだし、新品種もでるなど、注目を浴びるビジネスらしいのだから。(2) そういえば、ベリーとは何なのだろう。 ベリーの代表である苺は、バラ科で、棘があって、蔓で延びる植物群と聞いた覚えがあるが、それとは全く違う桑の実もMulberryでベリー系だ。ただ、実の表面はブツブツしているから似てはいる。だが、ブルーベリーはの果皮にはブツブツはないし、花が開いた跡のような口がついている。お店では、その隣によく並んでいるラズベリーも同じだ。どう見たところで、苺の仲間では無いがベリー類になる訳だ。 と言うことは、「ベリー」とは、食物としての呼び名なのだろうか。 果皮の色と大きさからすれば、野葡萄に似た感じはするが、グレープはベリー類とは一緒の感じがしない。何故だと聞かれても、よくわからないが、個人感覚の問題なのだろうか。
まあ、この系統で有名なのは、スグリと言うより、カシスだが。 このスグリ。房状の形態という点では葡萄型だが、直感的になんとなく違う感じがする。知らなかったが、苺同様の、バラ科だという。蔓が延びているようにも見えないし、棘も無いようだが。まともに観察したこと無い素人には驚き。 と言っても、見たことが無いのではない。野葡萄同様、昔は結構生えていた。スグリは食べられると言う人に山で出会ったことがある位だ。酸塊という名前からみて、どこまで本当かは疑問だが。
スノキ[酸木](3)の一種らしい。 耳慣れない木だが、森を歩いていて、小さな実をつけている小木と言えば、たいていはこの系統ではないか。分類からいうと、ツツジだそうである。確かに、言われてみると、そんな木の感じはするが、似たような小木は多いからなんとも言いがたい。 スノキという名称にはさっぱり親しみが湧かないが、コケモモ[苔桃]となると印象が一変する。ジュース化された商品が土産物店で並んでいるからだ。“可愛い”イメージがウリのものが多い。ちっちゃな桃ですよといった名称が女性好みということか。ただ、生の現物や冷凍モノを売っているのは見かけたことがないが。 しかし、地場では、秋になると採り立てを売っている店に出くわす。およそ果物屋ではなさそうなところに並んでいたりする。 それもわからないではない。小生は、洗うだけでそのまま食すが、虫が実から這い出てきたりする。それはそれで、野趣そのもので面白いのだが、そんな人は少ないと思われるから。お店にしてみれば、文句でもつけられてお客さんを失ったりしかねないから、何のためにわざわざ取り扱ったのかわからなくなる。 しかし、ブルーベリーはそんなことがないということだろうか。 --- 参照 --- (1) 「ブルーベリー川柳」 ワイワイブルーベリー http://www.ne.jp/asahi/nice/yykondo/berry/berisen/berisen.pdf (2) “特集 ブルーベリー産業を展望する” 「果実日本」 2005年6月号 日本園芸農業協同組合連合会 [目次]http://www.nichienren.or.jp/home/kjnh/kjt60/6006.pdf (3) 「スノキ」 六甲山系電子植生図鑑 (「酢の木」とされている。) http://www.rokko.kkr.mlit.go.jp/rokko/vegetation/sp/173/index.html (参考にしたベリーに関するサイト) 「ベリーの種類」 Kaz's Berry Garden http://kaz-berry.cool.ne.jp/berry/berrykind2a.shtml BERRYSCLUB http://homepage1.nifty.com/berrysclub/index.htm (ブルーベリー キャラクター) (C) FREE-ILLUSTRATION フリー素材の人物イラスト屋さん http://free-illustration.com/index.html 「食」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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