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2009.6.2 |
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Lentilの話…豆までは レンズ小僧も 揃えまい レンズ豆は色もオレンジ、茶、緑と色々ある。 産地によっても微妙な違いがあるらしい。 マニアもいそうだが、流石に食べ比べをする人は稀なようだ。 レンズ豆は、皮を剥いて挽き割りにしたものだと、水に浸せば、ものの数十分で戻る。そのまま煮ても十分食べられる。まことに便利な豆と言われている。 それに、他の豆に比べれば、相当な低価格で輸入できそうだが、日本ではせいぜいインド料理店の“ダール・マサラ”でお目にかかる程度で、余り浸透していないようだ。(もちろん、国内では生産されていない。(1)) なんとなく癖を感じるから、そこら辺りが好かれない理由なのだろうか。 ただ、ベジタリアンには欠かせない一品らしく、その手の食品店には必ず置いてある。安価な感じは全くしないが。 小さい豆だから、混じっている不良豆を取り除くのに手数がかかるるということか。品質にやかましい日本向きではなさそうな豆である。 知らなかったが、“平豆(扁豆)”(2)という日本名もあるようだ。 まあレンズという名称は秀逸だから、余計な名称が使われることは無いだろう。 それにしても、“Lens Bean”か“Lens Pea”ではなく、“Lentil”と特別扱いなのが面白い。歴史があり、レンズ豆はラテン語で“Lens”だから、豆の言葉などいらぬということか。 “Bean”や“Pea”の形とは余りに違うということでもあろうが。 もっとも、緑豆にも似た形状のものがあるようで、東南アジア/中華料理店等で時々みかける“緑豆冷やしゼンザイ”を注文すると、時に、そっくりの豆が使われていることがある。(沖縄で、昔からのものというので食べたことがあるが、そのお店では、小さな丸い緑豆と押し麦が使われていた。東南アジアと違いココナッツ味ではなく、黒蜜味。) 尚、当然ながら、レンズ豆でのゼンザイもつくれないことはない。フランスは高級レンズ豆(AOC認定の“La Lentille Verte du Puy”)で有名だが、そのフランスのシェフが日本で出したという。そこまでする意味があったのかは記載されえいないのでわからないが。(3) --- 参照 --- (1) 「豆の種類別特徴 レンズまめ」 豆類基金 http://www.mame.or.jp/syurui/syurui_14.html (2) 「ヒラマメ」 相馬博士の作物百科 http://www.agri.pref.hokkaido.jp/nouseibu/soma/index/hiramame.htm (3) 「レンズ豆は体のおいしい応援団!」 辻調グループ http://www.tsujicho.com/oishii/recipe/w_food/hanpo/lentil.html 「食」の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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