↑ トップ頁へ

2009.7.7
 
 


Alfalfaの話…


  肥満でも モヤシを喰えば もやしっ子

  ひょろひょろの坊やなど見かけなくなった。

 1980年代、どういう訳かアルファルファのモヤシが大流行。よく知られているように、これは牧草。乾燥させたものは、乳牛の餌であるヘイキューブ。
 和名も「紫馬肥やし」だから、好かれるとは思えないが、皆、サラダとしてよく食べた。多分、米国の生食の習慣が健康的でスタイリッシュに映り入ってきたのだろう。
 今でも、アメリカンスタイルのサラダバーでは見かけるが、スーパーでは隅に追いやられていることが多いようだ。飽きられたということか。
 まあ、江戸時代に渡来したが普及しなかったとのことだから、(1)食感が合わないのかも。

 それにしても、不思議な語感の名称だ。
 などと思うのは、高齢世代しかいないかも。「ちびっこギャング[Our Gang]」に登場した、寄り目で毛が立つ坊やのことだとわかる人は少なかろう。(2)

 “al-”という接頭語からわかるように、語源はアラビア語[al-fasgasah]だ。最高の餌用穀物との意味だそうである。(3)確かに。マメの類だから、栄養では間違いあるまい。
 起源は中央アジア辺りなのだろう。
 と言うことは、アレキサンダー大王が欧州に持ち込んだ可能性が高そうだ。もっとも、アメリカには、イスラム教支配から脱したスペインが持ち込んだのだろうが。
 これをモヤシにして食べる気になったのは、いかにも米国らしい感じがする。

 --- 参照 ---
(1) 元の出典: 「料理食材大事典」 主婦の友社
   http://www.maff.go.jp/j/jas/kaigi/pdf/kyodo_no22_shiryo_sanko_2-2.pdf
(2) “Carl 'Alfalfa' Switzer” Internet Movie Database
   http://www.imdb.com/name/nm0842813/
   [youtube]“The Life of Carl "Alfalfa" Switzer, In Loving Memory-”
   http://www.youtube.com/watch?v=prxaChLIX-M
(3) “algalfa” Collins Eng Def-Theshttp://diccionario.reverso.net/ingles-definiciones/alfalfa
(Our Gangの写真) [Wikipedia] http://en.wikipedia.org/wiki/File:Ogfolliesof38.jpg


 「食」の目次へ>>>     トップ頁へ>>>
 
    (C) 1999-2009 RandDManagement.com