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2002.2.12
 
 


Eコマースは「Made in USA」技術の独壇場…

 米国では、ITバブルが弾け、ドットコム企業というだけで簡単に資金調達が可能な時代が終わり、本格的な生き残り競争が始まった。

 イメージ先行のEコマース事業は行き詰まり、ドットコム企業間での熾烈な顧客獲得競争が進んでいる。こうなると、優れた技術をいかに上手に活用するかが、生き残りの鍵となってくる。

 こうした環境下では、使い心地がよく、拡張性に優れている、柔軟で実践的な技術が広まる。実際、ほとんどの大手のサイトは用いる技術を絞り込んでいる。

 このため、Eコマースの世界では、実質的にMivaのソフトが標準化したといえそうだ。96年創立のベンチャー企業であるが、すでにXML対応の独自のプログラム言語(スクリプト)を持っており、競争基盤は極めて堅固だ。

 日本も、消費者のインターネット取引が進んできたとはいえ、その動きは遅々たるものだ。市場が立ちあがらない限り、この分野は「Made in USA」技術の独壇場とならざるを得まい。


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