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![]() 2002.10.26 |
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熾烈化する組み込みリアルタイムOSの戦い…![]() ARMの伸びは、JAVA(携帯電話、PDA、家電機器向けの「Java2MicroEdition」)の普及に後押しされている。しかも、JAVAの欠陥である、容量の小さなシステムでのスピードの遅さを克服する省電力・高速化策(ARM Jazelle)が用意されたから、伸張はさらに続きそうだ。 JAVAが導入されると、OSとマイクロプロセッサの密着開発体制は意味が薄くなる。OSよりは、JAVAが動くプラットフォーム(バーチャルマシン)が重要になる。 日本でも、ITRONの発展形と称されるJAVAプラットフォーム「JBlend」が、登場後僅か1年数ヶ月で1000万台搭載を果たしたように、JAVA化の動きは急だ。といっても、JBlendはトロンだけでなく、シンビアンやウインドウズCEもカバーしている。(http://www.aplix.co.jp/pressroom/press-release/PR020827.html) 第3世代携帯電話、PDA合体型スマートホンでのOS競争に対応した動きといえよう。 JAVAプラットフォームの普及で業界構造が変わり始める可能性もある。このような時は飛躍のチャンスだが、相変わらず日本企業の動きは目立たない。 過去掲載の ・「組み込みOSへの対応の遅れ…」へ ・「家電機器のリアルタイムOS…」へ 技術力検証の目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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