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■■■ 「古事記」叙事的訓読 ■■■ 中巻🈭章立 中巻🈭は俗に謂う欠史の箇所。口誦叙事の本質は神統譜・皇統譜であり、事績非記載に格別な意味がある訳ではなかろう。すでに述べた様に、上巻🈜と下巻🈝と同等。
モチーフはなんら変わるところがないが、名称の違いで生ずる音声上の長短があるため、微妙に表記が変わってくる。拍発声なくしては感興が湧く筈がなく、七五拍にできそうもない句に稗田阿礼がどう対応したのかは残念ながら想像がつきかねる。
㊥ 🈜 ❶~倭伊波禮毘古命 ㊀高千穗宮 ㊁上幸而上幸 ⥥ 🈭 ❷~沼河耳命 ❸師木津日子玉手見命 ❹大倭日子鉏友命 ❺御眞津日子訶惠志泥命 ❻大倭帶日子國押人命 ❼大倭根子日子賦斗邇命 ❽大倭根子日子國玖琉命 ❾若倭根子日子大毘毘命 🈝 ❿御眞木入日子印惠命 ⥥ ⓯品陀和氣命
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