■■■ 「古事記」叙事的訓読  ■■■
㊤ ⓺㋭火照命④綿津見大�~(鹽盈珠・鹽乾珠)
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2 故かれ(○○○)
7 至→三年みとせ_に←いた-り
5  住→➰其そ_の國くに_に
5   ←す-み_たま-ふ
3 於是ここに(○○)
7 火遠理ほをり_の命みこと
6   思→➰其そ_の初はじめ_の(○)
7     事こと_を←おも-ひ_て
4      大おほ-き_に(○)
5       一ひと歎なげ-き_(し)
7 故かれ 豐玉とよたま_の
6    毘賣ひめ_の命みこと(○)
5     聞→➰其そ_の歎なげ-き_(を)
5      ←き-き_(て) 以もちて
5 曰→➰其そ_の父ちち_に
5  言こと_(を)←まを-す
 「
7   三年みとせ雖→住すま-へ←ど
7     恒つね_(に)無→歎なげ-き←な-く
7   今夜こよひ爲→➰大おほ-き_に
7     一ひと歎なげ-き←な-し
2   若 も-し(○○○)
7    有→➰何由いかなるゆゑ_に
3     ← あらむ(○○)
       」

6 故かれ 其そ_の父ちち(○)
5      大�~おほみかみ
7  問→➰其そ_の聟むこ_(の)夫つま_に
5   ←と-ひ_(て)曰まを-す
 「
4   今いま 旦ただ(○)
6     聞→➰我わ_が女むすめ之の(○)
7      語かたらひ_を←き-き_(て)
2        云い-ふ(○○○)
3    ≪ 三年みとせ(○○)
5      雖→坐ましま-せ←ど
7       恒つね_(に)無→歎なげ-き←な-く
7      今夜こよひ爲→➰大おほ-き_に
5       歎なげ-き←な-し
7      若 も-し有→➰由よし← あらむ 哉ー ≫(○○)
6   亦また 到→➰此こ_の間ま_に(○)
6      ←いた-り之し由よし(○)
3         奈何いかに(○○)
           」

5 爾ここに 語→§➰〔其そ_の
6        大�~おほみかみ_に〕(○)
4  〔備つぶさに(○)
4    如→#{其そ_の兄せ_の(○)
7      罸→*失→†➰鉤ち_を†←う-せ
3       *←う-ち_し}(○○)
6           #←ごとき之ー狀かたち_を〕(○)
4                §←かた-り_き(○)

5 是こ_れ以もちて
5 海�~わたつみ_は
7   悉ことごと召集→・→➰海うみ之の
5       大おほき_いを
7        小ちひさき魚いを_を
5          ←・←め-し・あつ-め
5   問と-ひ_(て)曰まを-す
 「
2   若もし(○○○)
7    有→*➰{取→➰此こ_の鉤ち_を←と-り_し
5     魚いを}*←あ-り 乎や
         」
2 故かれ(○○○)
7 諸もろもろ_の魚いを
6   白→➰之これ_に←まを-す(○)
 「
5   頃このごろ者は
4    赤海鯽魚あかちぬ(○)
7     於→喉のど←に鯁むせ-び_て
7       物もの_を不得食えはまず
6         愁 うれ-ふ_と言い-ふ(○)
6   故ゆゑ 必 かならず(○)
7     是こ_れ_を取と-る_べし
           」
3 於是ここに(○○)
5 探→➰赤海鯽魚あかちぬ之の
7     喉のど_を←さぐ-れ者ば
3       有→➰鉤ち←あ-り(○○)

4 卽 すなはち(○)
5 取と-り出い-で_て
6  �Cきよめ洗あら-ひ(○)
7    奉→➰火遠理ほをり_(の)命みこと_に
6       ←たてまつ-り之し(○)
2           時とき(○○○)
7 其そ_の綿津見わたつみ_の
5      大�~おほみかみ
5        誨曰→・→➰之こ_を←・をし-へ・
3          ・←・まを-す(○○)

 「
7   以→此こ_の鉤ち_を←もちて
4    給→➰其そ_の兄せ_に(○)
5        ←たま-ふ時とき
7    言こと_の狀かたち者は
4     ≪ 此こ_の鉤ち者は(○)
6      おほ淤煩鉤ち すす須須鉤ち
6      貧まづ鉤ち うる宇流鉤ち ≫
4           _と云い-ひ_て(○)
5    於→後手しりへで←に
3       賜たま-へ(○○)

5   然 しかれども
7   其そ_の兄せ作→➰高田たかた_を
4         ←つく-ら者ば(○)
7   汝いまし_が命みこと_は
4      營→➰下田しもた_を(○)
5         ←いとなみ_て
7   其そ_の兄せ作→➰下田しもた_を
4         ←つく-ら者ば(○)
7   汝いまし_が命みこと_は
4      營→➰高田たかた_を(○)
7         ←いとなみ_たまへ

7   為→➰然しかれど(も)←な-さ者ば
7    吾わ_が掌たな水みづ_の
3      故ゆゑ_に(○○)
6   三年みとせ之の間ま_に(○)
7   必 かならず 其そ_の兄せ
4        貧 まづしみ_を(○)
4          窮 きは-めむ(○)

4   若もし恨怨→*➰其そ_れ(○)
7     為→➰然しかれど(も)←な-せ之し
7       事こと_を*←うら-み_て
7    攻せ-め戰たたか-は者ば
7     出→➰鹽盈しほみつ_(の)珠たま_を
7      ←い-で_て溺おぼほ-し

4   若もし其そ_れ(○)
7       愁うれ-へ_て請こ-は者ば
7     出→➰鹽乾しほふる_(の)珠たま_を
5      ←い-で_(て)活い-け_て
7   此如かく 令→惚 おほほ-しく
7        苦くる←しめ_たまへ
         」

4 _と云まをす(○)
7  授→➰鹽盈しほみつ_(の)珠たま_と
7     鹽乾しほふる_の珠たま
7      幷あはせ_(て)兩箇ふたつ_を
7        ←さづ-け_まつり_き

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