「古事記」[伊久米伊理毘古伊佐知命-后沙本毘賣・兄沙本比古王]

■■■　「古事記」叙事的訓読　■■■

㊥⓫伊久米伊理毘古伊佐知命㊁后沙本毘賣・兄沙本比古王⑤
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-----⑤御子置稻城外-----
₇ 故かれ　出→➰其そ＿の御子みこ＿を
₆ 　　　　　←い-で　置→➰稻城いなき＿の(○)
₅ 　　　　　　　　　　外そと＿に←お-き
₇ 　　令白→1→2➰天皇すめらみこと＿に
₇ 　　　　 2←まを-さ1←しむ
「
₇ 　　若もし此こ＿の御子みこ＿を矣ー
₇ 　　　天皇すめらみこと之の
₃ 　　　　　　御子みこ＿と(○○)
₆ 　　　　　　　　所思おほ-し看め-さ　者ば(○)
₃ 　　　　　　　　　　　可→治をさ-め(○○)
₅ 　　　　　　　　　　　　　賜たま-ふ←べし
　　　　　　　　　　　　　　　　　」
₃ 於是ここに(○○)
₇ 天皇すめらみこと＿は
₄ 　　詔のたま-ふ(○)
　「
₅ 　　雖→其そ＿の兄あに＿を
₆ 　　　　　怨うら-むれ←ども
₃ 　　猶なほ(○○)
₆ 　　不得忍→1→2→3➰｛愛→➰其そ＿の后きさき＿を
₅ 　　　　　　　　　　　　　愛うつくし-む＿こと｝
₅ 　　　　　　　　　　　　　　　　3←しの-び2←え1←ず
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」
₆ 故かれ　卽すなはち
₄ 　　有得→1→2➰后きさき之の(○)
₇ 　　　　心こころ＿を2←え1←たり
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