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2000.3.2 |
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大企業とハイテク小企業交流に欠かせない礼儀…研究開発主導型の小企業と一緒に活動したいと考える研究者は多い。しかし、大企業が小企業とつきあうのには骨がおれる。経営幹部が相手を知らないからだ。交流を円滑に進めるためには、自社の経営幹部とこうした小企業の社長を引き合わせることが極めて重要である。 こうした慣習を良く知る某ハイテク企業の社長から、こうした際の礼儀を内緒で教えてもらった。 本格的に交流が始まるというので、大企業へご挨拶に出向いた時のことである。 たまたま社用車の運転手が先を歩くようになってしまった。 この運転手は恰幅もよく、この時、高額なスーツを着用していた。先方はてっきり社長と思ったらしく、何も聞かずに応接に通してしまった。こうしたミスをその場で指摘すると、担当者がお叱りを受けて可愛そうなので、そのままにしたという。 運転手は、いかにも社長然としており、ご挨拶は滞りなく進んだ。 両者の交流はその後うまく進み、とんとん拍子に共同開発が進み大成功を収めたという。両社の担当者は、トップ同士の面談を手配したのがよかったと語っているそうだ。 苦笑いの目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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